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ダイブ


「強くなると人に寄り添えなくなる」

Netflixで公開されている、星野源さんとオードリーの若林さんが6回にわたりトークを繰り広げる番組【Light house】の中で若林さんが話されていたこと。

ちなみにこの番組、全6回で、今4話まで見てしまった。終わってしまうのがすごい寂しいまだ全部見てないけどもう続編を期待してる、、、


「強くなると人に寄り添えなくなる」

若林さんが芸人という職業の中で感じていること。
わたしは看護師という仕事の中で
この文脈のようなことを何回も感じてきたなあと思った。

看護師の過半数ぐらいの人が1回は感じたことがあるんじゃないかと思う。


20代前半頃に比べて
わたしは確実に強くなったと思う。

なんか、ショッピングモールにたまにある
下から空気が出て踊る風船みたいなやつ。
恥ずかしながら、昔はあれぐらいにメンタルはぶれぶれでふにゃふにゃだった。笑


チューブマンっていうらしい笑


例えば吸引、(看護技術の中で1番嫌い!)
鼻に管を突っ込まれて痰を吸われる苦痛。
癌による痛みや息の苦しさ。
患者さんそれぞれの痛みに共鳴して
自分の中の何かがグラグラ揺れる感じがあった。
その中にダイブして一緒に居る感じがあった。


今はそんな感覚がなくなってしまった。
強くなったからなのか、
ただ慣れたのか分からないけど。
いちいちグラグラしていたら自分の身がもたないし、何が良い悪いの話じゃないかと思うけど
自分に対してなんだか寂しさを感じる。笑
冷たい人間になってしまった、、、と

だから、冒頭の一文にとても共感した。

Light houseで、お二人の魅力が溢れ出てましたね〜。
そして良い空間だった〜。


久しぶりに書いてみたらちょっとナイーブな内容になりました。笑

読んでくれた方、ありがとうございます。



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