【超ショートショート】(176)～冬のトワイライト・ゾーン～

冬の TWILIGHT ZONE を知ってるかい？

夕焼けが西の空を紅く燃やすとき、

晩の闇が迫る宵の東の空に、

まるで夜闇のドアを Knock するように

一番星がきらめく。

その星の下に、

HOTEL 〈不思議の国〉 が現れる。

「流れる恋」と書いて流恋(るれん)の

ほんの一時の恋の夢に憧れる男と女、誰も彼も、 

HOTEL前にある万里の河を渡って集まってくる。

男も女も誰も彼も、

内在する夜のジプシーのパンドラの箱を開き、

恋のかけひきを楽しんだ。

だが、

どんなに一時の恋を楽しんでも、

一時の夢でしかない。

男も女も誰も彼も、

内在に新たなパンドラの箱が誕生するのを感じる。

心の声がこう尋ねた。

「安息の日々とボヘミアンな日々、

あなたはどちらを望むのか？」

これが HOTEL を出るときの Key word 。

大切なことは、

素直な心で、素直な心の様子を語ること。

もし寂しいのに、寂しくないと語れば、

永遠に TWILIGHT ZONE から離れられない。

なぜだと思う？

その答えは、一度、

TWILIGHT ZONE をくぐりぬけて見ればわかる。

tomorrow(明日) への誓いを・・・

ただ確認しているだけに過ぎないからだ。

もし、

tomorrowの誓いがからまわりになっても、

焦燥に溺れず、

恋の青春の鼓動を高ぶらせるように、

あなたの熱い想いを、

TWILIGHT ZONE の管理人は待っている。


(制作日 2021.11.26(金))
※この物語はフィクションです。

今日は、
CHAGE&ASKAの曲タイトルをいくつか入れて、
お話を書いてみました。

ショートショートの最初に書いた
「夏」編の「冬」編を書いたつもりです。

(ニックネーム)
ねね&杏寿
(旧ひまわり&洋ちゃん)
(Instagram)
https://www.instagram.com/himawariyangchiyan/

～～～～～

参考にした曲 
(文中の登場順)
CHAGE&ASKA
『TWILIGHT ZONE』(1985)
『Knock』(1993)
『HOTEL』(1989)
『不思議の国』(1983)
『流恋情歌』(1980)
『男と女』(1981)
https://m.youtube.com/watch?v=X-JoEMgmVAQ
『万里の河』(1980)
https://m.youtube.com/watch?v=JCgQAqOf90E
『夜のジプシー』(1982)
『かけひき』(1986)
『夢』(1992)
https://m.youtube.com/watch?v=dv2T099w9ks
『安息の日々』(1982)
https://m.youtube.com/watch?v=7oxbnDiZPcw
『ボヘミアン』(1983)
https://m.youtube.com/watch?v=5diM3vU6mko
『声を聞かせて』(1983)
『Key word』(1986)
『くぐりぬけて見れば』(1986)
『tomorrow』(1991)
『誓い』(1982)
『焦燥』(1988)
『青春の鼓動』(1996)
https://m.youtube.com/watch?v=C8loJGNMLls
『熱い想い』(1982)