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僅かな希望も散った日

その日が近づくにつれ、ソワソワ、鬱々、
大丈夫大丈夫!
押し寄せる色んな感情を押し込めながら、
その日を待ちました。

5月7日。羊水検査結果日。

「陰性でした」

ほんと!?よかっ、、、

陰性という先生の言葉に安心する間も無く、
エコーで赤ちゃんの臓器の検査が始まりました。

羊水検査でわかるのは、あくまで染色体異常。
やっぱり、その他に何かあるんだ。。

エコー検査をしながら、曇ってゆく先生の表情。 

心臓、脳、胎盤、、、20分程度見ただけでも異常がみられます、、
赤ちゃんも前回の診察の時に比べてあまり動いていません。

頭の中が真っ白になり、その他どこに異常があると言われたのか、
記憶する事は出来ませんでしたが、
全体的に何らかの異常がある、
赤ちゃんの動きが弱くなっている、と理解しました。

3日後の5月10日、超音波専門の経験豊富な先生がいらっしゃるとの事。

その先生に診察してもらう予約をし、
病院をあとにしました。

帰りの電車の中、堪えていた涙が溢れでて、
止まらなくなりました。

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