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子供にイライラしなくなった訳

私が心の世界を学ぶようになったのは、子育てのトラブルからだった。

1人目は赤ちゃんの時からとにかく寝てくれない子で、しゃべれないうちは、寝るまでに1時間位いいだけ泣いてから寝る、という具合で、こちらも寝不足になるしで、毎日イライラの連続だった。

常にイライラしているので、日常でちょっと泣かれただけでさらにイライラし、子供を怒鳴る毎日。

そんな自分にも嫌気がさしていた。そんな時、色々な人のブログなどに出会い、今までの世間一般の子育て常識から大きく外れた教えで私は救われた。一般の教えから大きく外れているとは、子供を怒ってもいい、怒鳴ってもいい。まずは自分が今まで頑張ってきたことを労って、受け止め、認めてあげる。

どの教えも、お母さんの態度や考え方を改めるよう指導したものばかり。お母さん自身を救済する考えはなかった。

だって、子供を怒鳴っちゃダメだなんて、言われなくても分かってるんだもん。それができなくて悩んでいる人がほとんど。それなのにさらに責められたら、大人だって殻に入って頑なになってしまう。

些細なことでも拾い上げて認める、労う。例えば、洗濯、料理、掃除。こんなのやって当たり前。だから、褒められる内容ではないとお母さん本人もついスルーしてしまいがち。そこをしっかり拾い上げて自分自身を褒めてあげるのだ。

旦那さんや別の人から労ってもらったり、認めてもらうのって一瞬満たされるかもしれないけど、本当の意味で満たしてあげられるのは自分自身しかいない。

まずはたっぷり自分を労ってあげる。子供のことはちょっと横に置いておいて。

自分で自分のことをよく頑張ってるね、って言うなんて、ほとんど効き目がないんじゃ?ちょっとバカみたい~って思うけど、予想以上に効き目がある。

脳って意外と騙されやすいっていう話、聞いたことありませんか?

イメージしたものと現実のものと区別がつかないそうですよ。

鏡の前で無理やりにでも笑顔を作ってみると、脳は騙されてちょっと楽しい気分になってくるとかね。

わたしはまず、家事をめっちゃ頑張ってることを褒めて認めてみた。

家事を頑張ってるっていったって、最低限のことしかやってない。

それでも毎日洗濯物を干して、料理を作り、子供をお風呂に入れて、、とやっている部分を「私ってすごいなぁ~めっちゃ頑張ってるじゃん!洗濯物干すスピードもすごい。よくこんなにたくさんの洗濯物を一気に干せるね!!」という具合に、家族に見られてない時、1人で洗濯物を干してる時とかに密かに褒め続けてみた。

バカらしいけど、実際に自分の頭をなでて、抱きしめてみる。こんな自作自演も脳は騙されて受け入れてくれます(笑)

そうすると、自分の空っぽのコップが満たされていくんだよね。ホッとして、だんだん大丈夫、ってホッコリ感じてくる。

自分が満たされると、周りにも優しくできるように、子供に対してもイライラしなくなっていく。

あと大事なのは、意識を自分に向ける。これがとっても大事。

イライラしている時って、だいたい意識が全部子供に向かっている。どうして泣き止まないの?どうしてあんなに暴れるの?子供が成長してきたら、どうして勉強しないの?ってな具合に。

自分を労っていると、意識が全部自分に戻ってくる。意識を自分に置いておくのはとっても大事で、周りでどんなことが起こっても、現実は全て自分が映し出しているだけのこと。

だって、子供が泣いてる現実があったって、イライラする人もいれば、平気な人もいる。だから「泣いてる子供」が問題なのではなくて、それを捉える本人の問題なわけ。

ここで思考(意識)が先、現実が後、という法則を見てみても、自分が先に良い気分になることで、楽しい現実が後から現れる。

自分がホッとして楽しい気分でいたら、不思議なことに子供が落ち着いてきたんです、ということはよくあること。

それには目に見えない部分の話もする必要があるんだけど、それはまた次回。


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