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うふふうふふ、今日、とっても若く見られちゃった・・・。(笑)

今日、教室の片付けを生徒と一緒にやった後で、もう身体を動かしたので気分爽快で一緒にお食事に行った。
お茶がなくなったので、
このお茶飲んでもいいですかー?
とお店の人に聞くと、
ああ、入れます!
と言ってくれたけどそのまま冷たいお茶の入ったポットから自分で入れた。
冷たいので露点に達した水蒸気が、水滴になってたくさんポットについている。
おお、夏だねー!?
そしたら、
娘さんのも入れましょう・・・。
と言って、生徒の湯飲みにポットでお茶を入れてくれた。
エッ!?
私の娘、○○歳です。
と言ったら、
全然そんな風に見えませんよ。
またあ、うまいこと言って・・・。よいしょしても何も出ませんよ!
と言いながら、なんとも嬉しかった。

この方の記事を読んで、ああ、若く見えるというのはいいことなのか・・・。
と思った次第。
なぜなら私は小さいころから幼く見えがちで、もっとも不名誉な勘違いは、最も美しいはずの女子大生、21才のときに15才に見えたというのがある。
それに大学4回生なのに、新歓の頃に新刊用のチラシをもらったことがある。これには参った。(笑)
ちょっとは貫禄に見えたいとも思う。いえ横幅は十分あるのですけどね!

その昔、幼稚園児の娘の授業参観をしていたら、3歳児に、まじまじと見つめられ、
○○ちゃんの・・・、お母さん?
と怪訝そうに見られた。
娘が小学校に入ったら、小学校一年生の女の子に、またまじまじと見つめられ、
○○ちゃんのお母さん?本当にお母さん?なんだかとっても優しそうなお姉さんみたいなお母さんだねえ・・・。
転勤先の社宅で、北海道電力の人がやって来られて、玄関を出た私に、
あの、こちらの奥さんいらっしゃいます?
と言われ、しばし無言の私に、
もしかして、こちらの奥さん?
と言ってのけぞられた。
あんまり若いから娘さんかと思った・・・。
と本当にびっくりされたご様子。
これにはおまけがあり、娘と息子が小児科に入院した時に、研修医の主治医の先生に思いっきり若く見られて偉そうにされた挙句気に入られて、しょっちゅうやって来るので病んだ。夫に言っても何言ってんの?ハハハ・・・。
病んでしまった。
娘と息子が人質状態でつっけんどんにするわけにもいかず、夫に日経新聞やら夏目漱石の『虞美人草』やらを持って来てもらって、
私は元高校教諭で、あなた位の生徒も教えていたのよ・・・、と言いたかったが、なにせ子どもたちが大事だったので、そうそう強くも言えなかった。
バカにされている感満載だった。
だから、最後の挨拶もしないで帰って来た。

息子を連れて行った外科で、待合室でじっとしていない息子にあれこれ言っていたら、不意にそばにいたおじいさんが、
あら?この子、もしかしたらあんたの息子けえ?おわてっきりあんたの弟やと思うとった。
と言われ、まだ言います?状態だった。(笑)

そして、いきなり飛び込んだ美容室で(引っ越し先のご近所だったし、予約制ではなかったから。)、椅子に座るや、怪訝そうな顔をして、
だいたいあなたいくつなの?
と訊かれて、正直の答えると、
エッ!?最初学生かと思った・・・。
と言われて、その後私が高校勤務だということを話すと(今なら絶対に教師に見える。沖縄に出張に行っても教室付近を歩いていても見抜かれる。ただ、時に記者か補導員にも間違われる。)、驚かれた挙句、お子さんの進路について相談を受けた。
この扱いの変わりように、何度戸惑ったことだろうか?

詐欺っているわけではない。
単純に若く見えるのである。いや、若いなんてものではなくて、幼く見えるらしい。

でも、若く見えるというのはいいことかもしれない。
個人授業主だったりフリーランスであればいつまでも仕事をしていられる。
ある日突然、そのことに気付き、己の外見の貫禄のなさ(だから横幅は十分だって!)を嘆くのはやめにした。
わざわざ若く見えようとする人がいるのに、わざわざ外見を実年齢に追いつかせることはない。
そうそう、いつまでも若くいられるように努力して、いつまでも楽しく仕事がしていたい。

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