言葉

 私は、わりと人の言葉を曲解しないらしい・・・。というのは、生徒の言である。まっすぐに受け止めようとするらしい。だから、あまりな言葉だなあ、という言葉を聞き続けると、ときに誰よりも響くことを言ってしまうかもしれない。

 それまでに、かなり我慢してしまうから。流そうとするから。ただ、プライベートならいざ知らず、笑って済ませられても、仕事、こと国語の文章になると、かなり許せないラインが明確になる。

 かつて大学で先生が、教室に入るとき、頭を下げることについて、いや、何、君たちになど頭をさげてるんじゃありません。僕は学問の偉大さに頭を下げているんです。とおっしゃっていらした。

 プロの仕事に口出したくない。私も譲れるところまでは譲るけど、ここまで、というラインがあるよなあ、と思う。

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