Some sunny day
自分が心から癒された話をして、と言われたら昨日起こった出来事を話すでしょう。
昨日実家の母から荷物が届いたのです。
そこには食料品とハガキが一枚。
そのハガキには
自分の持っているものを活かしていきなさい。そうすれば人生がもっと楽しくなるよ!
といった類の言葉がありました。
経緯を聞いてみると昨年末にこの言葉がふっと浮かんできたので慌てて手帳にメモを取ったそう。
今まで母から色んな言葉を受け取ってきましたが、いちばん、嬉しかった言葉かもしれません。
なんでそんなに心に響いたかというと、私はいつも心のどこかで母親が思い描くような子供としての役割を果たせていないことに後ろめたさを感じていたのです。
それは恐らく私の勝手な妄想だとは思います。けれど、やり取りの端々に「こうなって欲しいのだろうなあ…」と感じることはやはりあるのです。そしてそれは親としてはどうしても考えてしまうことなのかもしれません。
だから母が悪いというわけでもなく、私が悪いというわけでもなく、どうしようもないことなのです。
けれどそのどうしようもなさを言葉にもできず、また、それを活かして自分の道を突き進みきれていない部分もありました。むしろ、進むべき道を一旦クローズしようとした時もありました。
けれど、この言葉を読んだ時、猛烈に私の中で“癒し“が起こったのです。
癒しというか、許された、と思いました。
誰に許されたのか、それは自分自身に許しを得たのではないかと思います。
きっと母は許す許さないなんて考えていなくてとっくに受け入れていたと思う。けれど、私が自分の事を許せていなかったのだと思います。
そう考える事ができたら涙が出てきて、今までの自分が辿った道のりとか、コントロールが出来なかった自分の情緒とか、葛藤とか、全部それでよかったのだとGOサインを出す事ができました。
人は人にしか救えないなんて話を聞いたことがありますが、まさに今回の事がそうだったのかなと、思っています。
ありがとう、そしてこれからも宜しくねと会った時にはきちんと伝えないとなと考えています。その前に手紙を書くかもしれない。母に、そしてこの事に気づけた自分にも。
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