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苺タルトと茶葉の味

いつかこのお話を書きたいと思っていたのですが、以前、家で作業するのがどうしようもなく辛くなりふらふらとカフェに入った事がありました。

この緊急事態宣言下でやはりうかつに出歩いてはいけないなとも思うし、でも自分の好きなカフェを応援したいという気持ちもある。テイクアウトにすれば良いのに、とも思ったのですが猛烈に家とは違う環境に身を置く時間が欲しくて、イートインでしばし滞在させて頂きました。。

その時に苺のタルトを食べたのですが、美味しくて美味しくて。。(泣)身体が酸味を求めていたのか、じわっと口の中に拡がる甘酸っぱさと、しっかりとバターで焼かれているであろうタルト生地の食べ応えに感動してしまいました。

一緒にミルクティーも頼んだのですが、茶葉の味がミルクの中にしっかりと含まれており、五感を刺激されたひとときでなんだか眼が覚めたというか。お店の方にもその後思わず「ありがとうございました」と申し伝えた上にインスタにまでDMを送ってしまった。

何よりこの状況の中、常にベストの食べものを用意して快く迎えてくれたお店のスタンスがとてもありがたく感じました。後は皆が日常から逃げる拠り所を作ってくれている事。そう、飲食店って食べてお腹を満たすだけではなく、避難場所になったり誰かとの時間の共有の場でもある。

知らない土地や国に行った時って少し心細くなる日もあって、そんな時またちょっとあのお店で良い時間を過ごしたいな、と思える場所があるととても救われるし、そういった意味で心の拠り所になる。スペインでスタバを見つけた時無性に嬉しかったです。あ、なんか知ってるマークがある。。って思った(笑)

旅に限らず日常の中でもそういった事はたまにあります。

この状況だからこそいつも身近にあるものや場所・人のありがたみが沁みてくる。そしてひとりのお客として感染対策をはじめ、その場を共有するという意味で敬意をもっと払えるようになりたいなとも思いました。

少し話は逸れるのですが、この前とある方がお金を支払う時に気持ち良い顔で支払っている人って一握りだよねー、とお話されてたのを聞いて、「はて、自分はどうかな?」と思った。出来ているかな?いや、あんまり出来ていないかもしれない。。(泣)

そういった意味でも食べたい!とか買いたい!という欲求に忠実になれば自然とお会計時に笑みがこぼれるもんかな。という事は、不本意な買い物をしているときに無表情になっているということか。。

自分に出来ることと言えば敬意と共に購入する事、そのお店の人達にきちんとお礼を言う事、そして少しでも感動したことを文章に載せる事かな。。と思いました。私の文章力ではあの時の感じを隅々まで伝えきれないのが悔しいけれど、今日TokyoFMのスカロケで飲食業界のリスナーの声を聞いてうーん。。と思いまして。消費者の「ありがとう」という声がどこかの誰かに届けば良いと思って、書く事にトライしてみました。

そして医療従事者の方のお話も聞くと、本当に身が引き締まるというか。。きちんと自分の生活を整えて健康でいよう、自然治癒力をもっともっと高めようと思います。後は私が出来る眼の前の事をこつこつとやっていく。なんだかシンプルな様で日々のコンディションは微妙に違ってくるから常に内なる声や身体の声に耳を傾けていきたいなあと、思った日でした。

感謝の気持ちを込めて。

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