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noteの記事を集計して、よく紹介されているPM本のランキングサイトを作りました

himara2

こんにちは！ひまらつです。

表題の通り、プロダクトマネージャーのみなさんが読んでいる本のランキングサイトを作りました。

画面はこんな感じ↓

noteでよく紹介される本をランキング形式で紹介

noteでよく紹介されているPM本をランキング形式で紹介している他、タグで絞りこんで興味のある分野の本を探すなどができます。

このnoteでは、こちらのサイトを作った背景やランキングの仕組みについて書きたいと思います。

（追記）技術的な内容は別途Zennに書いたので、興味があれば読んでみてください:)

作ろうと思ったきっかけ

プロダクトマネージャーになってから1年少々経ちました。最初にプロダクトマネージャーになったとき悩んだのが、「何から勉強すれば良いか？」です。
僕は新しい分野はまず本を読んで体系的に知りたい派なんですが、プロダクトマネージャーの仕事は多岐にわたり、さまざまなジャンルの本が出版されています。まずどの本を読めばいいのか、それが分からず目に触れたPM本を片っ端から読むことになりました（面白いけど時間がかかります）。

「PM Book Feed」は自分が欲しいと思っていたサイトです。みんながオススメする本は間違いという発想で、noteの記事を集計してランキングにしました。
人気の本がわかるのに加え、購入前にnoteの記事を読んでどういう本か確認するのにも便利です。

「よく紹介されている本のランキングサイト」は新しいアイデアではありません。エンジニア界隈でいうと、Qiitaの記事を集計して作られた「テック・ブック・ランク」というサイトがあります。

これはQiitaでよく紹介されている技術書を集計したもので、技術書をよく読んでいた頃は楽しく利用させてもらっていました。PM Book FeedはこのPM版です。Qiitaとnoteで情報元は違いますが、ほぼ同じつくりといえます。

ランキングの仕組み

ランキングはnote記事内のAmazonリンクを集計して作っています。PM系のハッシュタグがつけられたnoteの記事を探し、その中で登場したAmazonのURLを集計しています。

期間が「すべての期間」「今年」「今月」から選べるようになっていて、これはnoteの記事の公開日ベースで絞っています。

期間に応じたランキングを見れる

例えば「今月」を指定すれば、今月のnoteの記事でよく紹介されている本が並ぶことになり、いま話題の本を探せます。

また、本にはタグがついていて、興味のあるジャンルで探せます。このタグは手動でつけていて、本の内容に近そうなタグをmicroCMSでポチポチと登録しています。

本にはタグがつけられていて、タグから本を探すこともできる

手動でタグを振るのは作業的に大変なのでやるか迷いましたが、興味のあるジャンルから探せるのは大事にしたかったので頑張りました。

PM Book Feedの使い方

ランキングは50位まで出してますが、眺めてみると「やっぱこの本良いよね！」とか、「こんな本があるんだ…！」とか知れたりしておもしろいです。

「今年」や「今月」で期間を絞ると、最近話題の本を探せます。特に期間を絞った20位以降の本などは出会いの宝庫です。実用書だけじゃなく、哲学書などが並んでいるのもPMという仕事を表現している気がします。

気になる本があったら、その本を紹介しているnoteの記事を読んでみましょう。紹介されている文脈や書評から、本でどういうことが学べるのか事前に知ることができます。

その本を紹介しているnoteの記事一覧をみれる

読書エントリ系のnote記事だとあわせて他にも数冊紹介されていたりして、まとめて数冊読んでみるのもいいですね。

タグ機能では、興味のある分野に絞りこんで本を探すことができます。「戦略」や「リサーチ」、「エンジニアリング」などのタグが用意されています。ランキングを見てみると「UXデザイン」に関する本が多く、プロダクトの体験が重要視されていることがわかります。

PCでもスマホでも

デバイス問わず爆速に使える

予定の空き時間にサクサク本を探せたら便利かと思い、スマホ表示にも対応ました。実装的にはJamstackという手法でビルドしており、表示も爆速です。

URLをメモして、スキマ時間などで最近話題の本を探すような使い方をしてもらえるとうれしいです！

おまけ：ChatGPTでアイコン画像つくりました

ヘッダー部分に表示されているタコのキャラクターはChatGPTに作ってもらいました。

マスコットキャラクターのオクトくん

2023年10月よりChatGPTとDALL-E 3が連携できるようになり、自然言語で指示して画像を作ってもらえるようになりました（ChatGPT Plus あるいは Enterpriseが必要）。このキャラクターはそのDALL-E 3に描いてもらったものです。

「本を読んでいるタコ、白基調でシンプルな、漫画タッチの線画」というようなオーダーを英語でして描いてもらってます。お試し感覚だったのですが、2テイク目で自分の理想にピッタリの絵が出てきて驚きました。こういうタッチの絵が描きたくてiPad Proで練習してたんですが、もう絵の練習はやめるかもしれません。笑

おわりに

趣味で作ったサイト「PM Book Feed」の紹介でした。
自分の感覚としても、ランキングの上位に入っている本は間違いないと思います。現場での試行錯誤がもちろん一番大事なんですが、先人の教えから学べることも少なくないと思います。

ちなみに、自分が最近読んだおすすめのPM本はこちらです。

これからの秋の夜長の季節、PM Book Feedがみなさんの読書ライフの一助となれば幸いです。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました！

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