見出し画像

レビー小体型認知症①『介護丸投げ』

在宅介護。

ある日急に

始まった。

それまで

義姉が

連れて行っていた

義母の通院。

ある日

ポストに

診察券

お薬手帳

保険証

などが

入っていた。


丸投げ。


バイト先が

撤退し、

私はこれから

不妊治療に

専念しようと

思っていた。

ストレスなく

タバコ臭い

職場環境からも

離れ

体調も悪くない。

そんな時だった。


義母はまだ動けた。

足が悪かったが

杖をついて

歩いていた。

夜、

「どこの子だ?」
「そんな事したらダメだよ」
「お母さんとこ帰んな」

と言っていた。

幻覚が見えていた。

私はすぐ

認知症だと分かった。

進行は

早かった。

幻覚、幻聴、

物忘れ、子供帰り、

短気、拒否、

歩行困難

尿便失禁、褥瘡、

感染症、車椅子

寝たきり

入退院。


私は、

2011年から、

大きくなっていく

可愛いわが子

ではなく、

子供に戻って行く

レビー小体型認知症

の義母の

在宅介護を

する事になる。

旦那や

旦那の兄姉は

助けてくれない。

ベビーカーではなく

車椅子を押して

病院に行く

生活が待っていた。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?