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【エレキギター】10数年ぶりに自宅プレイ環境を整えた話(PC利用)

こんばんは、ひまパパです。
今日は自宅でのエレキギタープレイ環境構成について書きたいと思います。

10数年ぶりに出してきたエレキギター

そもそもワタクシ大学時代は軽音楽部でしてパンクロックなどのギタリストをしておりましたが社会人になってからというものエレキギターからはかなり遠ざかっていました。

ところが先日の安倍首相の事件が起きた日。衝撃的な動画を見てしまったことで心にダメージがあったようで、現実逃避をしたい気持ちになっていました。

ギアはほとんど捨ててしまっていた…

マルチエフェクターやケーブルの変換アダプターなど色々持っていたのですが、過去に妻の断捨離によってほとんど捨ててしまっておりました。

一応、「アンプ」「チューナー」「シールド×2」「ピック」は残っていたので調弦&プレイはできる状態。

主なプレイ時間は娘が寝てからの時間

育児真っ最中なので、平日も休日も自分の自由になる時間は夜の時間です。また、隣の寝室で娘が就寝中となるためアンプを通したプレイは不可能。

自宅プレイ環境の要件

上記の条件も踏まえて、目指すプレイ環境の要件は以下の通りとなります。

  1. 歪みなどのエフェクトが可能な事

  2. アンプは通さずヘッドフォンからの出力

  3. アーティストの音楽に合わせてプレイが可能なこと(音楽もヘッドフォンから流す)

  4. アーティストの音楽はPC上のライブラリを再生できること

  5. イヤホン+ヘッドフォンのような二重出力は嫌。(めんどくさい)

1.歪みなどのエフェクトが可能な事

まあこれはエフェクター買うしかないですね。ヘッドフォン出力が要件になりますし。その他の要件でPCが絡んでくるのでPCに接続できるオーディオインターフェース付きのものがよさそうです。

いまさらコンパクトエフェクターを揃えていく気力もないのでマルチ一択。
10年前とは違って色々進化しているハズ!

ということでちょこっと調べてBOSS GT-1を購入。オーディオインターフェース付いてるし有名なBOSSだし口コミも良さそう。

2.アンプは通さずヘッドフォンからの出力

普通にヘッドフォンから出力するだけですね。出し方は色々ありますが少し苦労した点もあるので後述。

3.4.アーティストの音楽に合わせてプレイが可能なこと&音楽はPCで再生

私のプレイスタイルは「好きなアーティストの曲を再生しながらそれに合わせて弾く」です。少しだけ自分のギターの音を大き目にして楽曲に合わせてプレイすると最高に気持ちいい!

そして大量の音源はPC上にあるのでPCで再生させたいという要件です。
いまさらスマホなどに転送するのも面倒くさいし、今のところ自宅以外で弾く予定もないので。

5.イヤホン+ヘッドフォンのような二重出力は嫌

10数年前はこれやってたんですよ。ミキサーなんて持ってなかったし、やっぱりアンプからは出せない環境だったので。

  • 音楽をイヤホン出力

  • ギターの音をヘッドフォンから出力

とすることで、「3. アーティストの音楽に合わせてプレイ」を実現してたんですよね。
当然両方とも有線です。ギターのシールドや電源ケーブルもあるので部屋中配線だらけでした。

ボツ構成ーPC集約型

構成図から。ドン。

マルチエフェクターのオーディオインターフェースからPCのUSBにINPUTします。PC側では音源と併せてヘッドフォン出力するために仮想ミキサーである VoiceMeeter Banana (フリーソフト)をインストール。
この仮想ミキサーは動画編集をしていた時にも良く使っていました。
ヘッドフォン(というかヘッドセット)は愛用のG933s。

出力確認OK。さてさてプレイすると…

ギターの音も音源もG933sから問題なく出力確認OK。
音量の調整もVoiceMeeterで一元管理できるから良いね、と思っていたのですが…。

ギターの音の僅かな遅延が気になる・・・・!!!!
あ~~そうだった、、、PC通すと遅延するんだったわ。。。

ギターをピッキングした手の感触とヘッドフォンから出てくる音にやはり僅かな遅延を感じます。お酒に酔ってると分からないレベルかもしれません。ですが腐っても10年以上ギターを弾いてきてライブもたくさんしてきた身としてはこの遅延はちょっと許容できないものなのです。
※遅延について詳しく知りたい方はこちらの記事などを参考にしてみてください

あ~~~~、やっぱりイヤホン+ヘッドフォンするしかないのか…
もしくはイヤホン+ヘッドフォンを回避するためだけにミキサーもしくはダイレクトモニター機能のあるオーディオインターフェースを買うのか…?

と悩んでいたところ、、、画期的な対策が可能であることに気付きました。

G933sちゃんは無線+有線のマルチINPUTが可能!!!!

普段はPCにUSBの発信機を付けて無線で利用しているG933sちゃん。
「そういえばG933sってケーブル繋いで有線もできるんだよな…」と仕様を振り返っていたところ…

『G933sは無線と有線の同時入力が可能です』

「・・・・・!!!」

素晴らしい・・・!G933sを買った過去の自分を心の底から褒めたい。

最終構成ーG933sの有線+無線入力

ということで現状の構成図。ドン。

要件を満たすだけならもうVoiceMeeterは不要なのでアンインストールしてしまっても良いですね。(PCから普通に音源を飛ばせばよいだけなので)

私はヘッドフォンのほかに卓上スピーカー(PEBBLE V3)もありまして、用途に応じて使い分けているのですがVoiceMeeterでの出力切替・音量コントロールが便利なのでそのまましばらく使うことにしました。

ともかくこれで単一ヘッドフォンからギターと音源の音を同時に(遅延なく)出力することが実現できました!
ヘッドフォンは半分有線になってしまいましたが。

だけどギターを弾くとき以外は今まで通りG933sを無線で使えますし、今回の自宅ギタープレイ用にモノもそこまで増えてないので大満足の構成だと思っています。

結論。「G933s、最高じゃね?????」という事。

最後に本記事で取り上げた製品などのご紹介。それではまた。


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