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メールに貼るための来月の予定一覧(テキスト)をエクセルでサクっと作る
こんばんは。ひまパパです。
先ほどプライベートのメールにて来月の予定一覧を書く必要があったのですがエクセルを有効活用することで素早くミスなくサクっと作りました。
IT業界にいる方は「なんだそんなことか」的な内容かもしれませんが、駆け出しエンジニアの方や社会人経験が浅くてエクセルに疎い方は作業効率化のヒントになるかも?と思ったのでご紹介させていただきます。
要件
7/1~7/31の予定
メールに貼りたいためテキストベースが最終形態
土日はリストからあらかじめ除外(平日の予定のため)
予定の可不可は〇✕で表現
イメージ
以下のような感じが最終イメージ
07/01(金) ✕
07/04(月) 〇
07/05(火) 〇
07/06(水) 〇
・・・
07/29(金) ✕
考え方
愚直にメール本文内に書いていこうと思ってはいけません。
土日を除外したとしても20行くらいは書かなければならないので、手で書いていくと面倒だしミスも発生しやすくなります。(曜日がズレるとか)
エクセルを使ってサクっと作っていきましょう~
最終形態がテキストだとしても、エクセルやテキストエディタをうまく使えばミスなく迅速にリストを作成できます。
具体的手順
まずはエクセルの新しいBOOKを開きます。
そしてどこでもいいのでセルを選択して「7/1」を入力して確定。
![](https://assets.st-note.com/img/1655289818692-Q784nKwpas.png)
確定すると、「7月1日」のような表記になるかと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1655289897381-wBGseDo4hL.png)
表示形式の調整
目的の表示は「07/01(金)」なので表示が違っていますね。こちらを合わせましょう。入力したセルを選択して [右クリック] -> [セルの書式設定]
※Ctrl + 1でも同じです。
[表示形式] タブで [分類] を [ユーザー定義] にします。
そして右側の [種類] に「mm/dd(aaa)」を入力します。
すると、サンプルのところにも目的の表示形式の「07/01(金)」になっていると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1655290162929-TEDiOh4N5z.png)
「mm」は、月(month)を2桁で表示するという意味です。
「m」にすると、07ではなく7という表示になります。
同様に、
「dd」は、日(day)を2桁で表示するという意味です。
「d」にすると、01ではなく1という表示になります。
「aaa」は曜日を表します。
よって、「mm/dd(aaa)」と設定すると「07/01(金)」という表示になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1655290378992-S9URJJhKEG.png)
31日までをフィルコピーする
作りたい予定は7/1~7/31なので、セルをフィルコピーします。
フィルコピーはご存じの方も多いと思いますが選択したセルの法則性を判断してコピーしていく機能です。
該当する範囲を選択し、(今回は1セルのみ)マウスを右下に置くとカーソルが十字になりますのでそこで左クリック&ドラッグ
![](https://assets.st-note.com/img/1655291214578-EKTSVmBZUF.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1655291303008-9MxQYTPsPl.png)
曜日のフィルタリング
リストには現在は土日も入ってしまっているため、これを取り除きます。
これはいくつかやり方がありますが式とフィルタ機能を使ってやります。
weekday関数を使い、該当セルの曜日を数値で表します。
![](https://assets.st-note.com/img/1655291542386-POUXI1pK0V.png)
二つ目に指定する「種類」は未指定ならば日曜日が1となります。
「種類」に2を指定すると月曜日が1となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1655291617434-1XY1CEOu4a.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1655291645443-uLhGhQYL6c.png)
ここでは種類に2を指定したため、金曜日が5となります。
この関数もさきほどと同じようにフィルコピーで7/31までコピーします。
![](https://assets.st-note.com/img/1655291695960-HNUux98p3F.png)
これでフィルタする準備ができました。上部に適当なヘッダーを付けて、オートフィルタを適用しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1655291750646-RY8kHu7lgi.png)
曜日の所で6と7を除外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1655291809649-Ochcjt4mVU.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1655291840732-ODXZr6kVbl.png)
あとは右側に予定の〇✕を入力します。
![](https://assets.st-note.com/img/1655291973949-FCzlmsPXEl.png)
フィルタリングした列を非表示にする
これでほぼ完成ですが、曜日の列はメールには要らないので非表示にします。曜日の入っている列を選択し、右クリック -> 非表示
![](https://assets.st-note.com/img/1655292030192-jrjgmNg6wj.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1655292063162-pUe4ch1hE1.png)
表示されている範囲をコピー&プレーンテキストとして貼り付け
表示されているものを選択してコピーします。
メールに張り付ける場合、そのまま張り付けてしまうとエクセルの情報が入ってしまうのでブラウザ版のメーラなどを使用している場合は右クリック -> プレーンテキストとして貼り付け をすると綺麗にテキストベースで張り付いてくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1655292383361-ekDC2JvsQ5.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1655292431645-oYDjqNkYrX.png?width=800)
まとめ
今回は手順を細かく書いたので初めて見られた方は少々複雑に感じたかもしれませんが、慣れるとリストを作成するまでに3分もかかりません。
フィルコピー、式、フィルタ機能を使っているため、何よりも手作業によるミスがかなり発生しにくくなっています。
日々のこういった雑務についても持っているスキルを有効活用して業務を効率化・高品質化していけると良いですね。
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