年収200万円でも味わえる美食論④ヘルシオを買え
はじめに
美食について考え方等を書いてあるので、未読の方はこちらから。
さて、タイトルからしておかしい。買えと言ってるのは20万円するハイエンドヘルシオだからだ。年収200万ではなかなか手が届かない代物だろう。ただ、結局のところ、美食を求めるのなら年収をあげるしかない。そしてヘルシオを買うしか無い。それが結論なのでこれはしょうがない。そういう話をする
ヘルシオを買え
そしてそれは「最上位機種のヘルシオを買え」である。ただ、その場合、「最新」でなくてもいい。たとえば↑は2021年のモデルだから、2022年モデルが16万~するのに対し、10万くらいで買える。(在庫限り!急げ!)
今年の9月に発売した新型ヘルシオはマイナーチェンジでがっかりしたので、2021年モデルでもほとんど差がない。だからこれでいい。
ヘルシオは何をしてくれるのか?一応レンジ機能がついてるが俺はレンジ機能は年に数回しか使わない。ヘルシオはスチームオーブンである。「材料を入れてボタンを押して放置するだけで」「料亭レベルの味が出てくる」。便利さと、味のレベルがヘルシオの強みだ。
ヘルシオで食べるべき(作るべき)ものは、「チキンステーキ(ポークやビーフも)」「干物(焼き魚)」「蒸し野菜」。この3つが一番わかりやすく簡単だ。この3つが、フライパンや鍋といった普通の調理器具で自分で作る1.5倍美味しくなる。間違いなく美味しくなる。
チキンステーキは皮目はパリッと、中はフライパンではとても真似できないレベルのジューシーかつしっとりした火入れになる。干物は、炭火でつきっきりで焦げないように焼いた料亭の味に焼き上げられる。蒸し野菜は、ブロッコリーから”甘み”を感じるようになる。
普通に鍋で茹でたりフライパンで焼いたりすると手間もかかるし火の前に立っていないといけない。この20分くらいの火を見てる時間を、ヘルシオならおまかせで放置して他のことができる。技術もいらない。ボタンを押すだけだ。年収が低くても無理してヘルシオを買うべきだ。美食を志すなら、ヘルシオを買わないことはありえないと言える。
どのくらい美味しくなるか。たとえばチキンステーキを、同じ鶏肉で調理したとする。
フライパンで何も考えずに素人が焼いたチキンステーキ、生焼けにならないように焼いたものは火が入りすぎて固くなり、72点というところだろう。チェーン店でチキンステーキ定食680円を頼んだ時に出てくる味だ。
ミートプレスを使って弱火でじっくり丁寧に焼いたチキンステーキ。調理経験や道具、手間が必要だが、75点になる。ちょっと気の利いた店で食べた味だ。1500円くらいかな。
ヘルシオで完璧に焼かれたチキンステーキは77点だ。噛みしめると口の中に肉汁が溢れ、身は弾力を残したまま柔らかく、チキンステーキという概念が変わる。このレベルを外食で食べようとすると、最低ランチ単価5000円のコース以上でしか無理だ。(シュナムルさんの時に行ったNYグリルのチキンがそんな感じだった)
わかるだろうか?ヘルシオの凄さが。
干物や焼き魚もすごい。料亭の味としか言いようがない。その辺の干物を焼いても「美味しい」が実現する。ふっくらとして肉汁を完璧にたもった焼き魚なんて、料亭でしか食えない。
あとは焼き芋だな。さつまいもをかってきて焼き芋コースで放置、これだけで完璧な焼き芋が出来上がる。コンビニでくだらない生クリーム菓子が超うめえとか言ってる暇があったら、こちらを食べるべきだ。さつま芋なんて一番高いのでも1人前500円いかない。シルクスイートだとか、紅あずまだとか、色々食べ比べれば美食が見えてくる。
ヘルシオは、素人には真似できない、客単価5000円以上の店でしかお目にかかれない完璧な火入れを、ボタンを押すだけで家で実現してくれる。これを買わずに美食を極めようとするのは愚かだ。
それだけじゃない。ヘルシオには「パン・揚げ物蘇生機能」もついている。
揚げ物とパンは、できたてこそが最高にうまい食べ物だ。だからスーパーで揚げたてじゃないコロッケを買っても、それはできそこないなんだ。学校帰りに買い食いする肉屋のコロッケがうまいのは、揚げたてに近いのを食えるからだ。
ヘルシオの「パン・揚げ物あたためなおし」機能はこれを解決する。冷蔵庫にいれてへなへなになったコロッケが、カリカリホクホクの揚げたてに戻る。パンも焼き立てふわっふわになる。ヘルシオこそ貧しい生活の救いとなるのだ。だから無理して買え。全部美味くなる。ヘルシオに頼れ。ボタンを押すだけだ。
結局、自炊しろじゃなくて、ヘルシオに頼れこそがライフハックだ。調理なんてのは、そこそこできるやつの趣味でしかないんだから。
ホットクックを買え
こっちは4万くらいで手が出しやすい。煮物用のヘルシオ。無水調理鍋といって、密閉して火加減を調整して煮込むから、野菜から出た水分をそのまま飲めるという鍋だ。
ホットクックの場合は2021年モデルが最新だが、2021年からポテサラとかにも対応したので現時点でなら2021年モデルでいいと思う。
ホットクックで作るべきは味噌汁、無水スープ(カレー)、肉じゃが、煮魚あたりだろうか。
ホットクックは煮物なので、ポテサラのような例外を除いて基本的にはスープしか作れない。
ざく切りの野菜と豚バラを入れて、適量の水(無水調理なので野菜によるけど通常レシピの半分くらい)と味噌をいれてスイッチを押せば完璧な雑豚汁が出来上がる。ヘルシオが弱い薄切り肉は、ホットクックで煮れば美味しい。
一応レシピにはもっと色々あるんだけど、原則的にはスープとカレーだけ作っておけば良い。
肉じゃがと煮魚は「料亭の調理をすれば同じ食材でここまで変わる」が味わえるのでたまに食べるのもいいかと思う。
まとめ
美食を標榜するのに、ヘルシオを使ってないやつは「情弱」である。断言する。
そして、ヘルシオ(ホットクック)を導入するだけで自炊のレベルが跳ね上がり、そのうえ時短にもなる。
ヘルシオチキンステーキにヘルシオ蒸し野菜をそえ、高い炊飯器で炊いたヘルシオ定食なら、原価500円くらいでとても美味しいご飯が食べられる。ヘルシオこそ、年収200万で美食を目指す際の必須アイテムだろう。
初期投資もせずに美食を目指すなかれ。美食道とは険しきもの。
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