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自分の性格を客観視してみたいと思って

自分の性格って、客観視しづらいと思う。
というか、私の自らを卑下する癖のせいで、自分はどうしようもないやつだと思い込んでしまっている節がある。

この間、久々に会った友人に、
「以前会った時と何も変わってなくて安心した。これからも優しいままでいて。その雰囲気が大好きだから。」
といったようなことを言われた。私にとってはかなりの衝撃だった。

彼女はそんなセリフを恥ずかしげもなくサラッと私の目を見て言った。そういう人なのは昔からだけど、なんて人なんだと改めて思った。

でも彼女の言った「優しい」がやけに引っかかった。

私は何故か人に「優しい」と言ってもらえることがこれまでも結構あった。

というか、これは人を褒める時に1番持ち出される言葉ではなかろうか。だから言われるのだろう(他に褒めるところがないのだろう)と思っていた。

でももしかしたら本当にそう思っているのかもしれない。私にそう思わせるほど真っ直ぐな目で言われたものだから少しその気になってしまった。


そこで、自分の性格を客観視する術を考えてみた。


まず思いついたのは、「周りの人間に私のことをどう思っているか聞いて、そこから調べる」だったのだが、さすがに辞めた。

どう考えても本人に直接聞かれたら忖度せざるを得ないし、「ねえ、私のことどう思う?」なんて聞いたら、同性異性関係なくあらぬ誤解を招くのは目に見えている。


そこで何かいい案がないだろうかといろいろ検索していると、“ビッグファイブテスト”なるものを見つけた。

120問ほどの質問に答え、外向性・協調性・勤勉性・情動性・創造性の5つで性格を診断してくれるというもの。

120問と聞くと恐ろしく多いような気がするが、意外と10分かからず回答し終わる。

結果はあっという間に出た。

私の診断結果

悲観的で、困難に直面すると混乱してしまう人

なんだか悔しいが、その通りだと思う。

私のnoteをどれがひとつでも読んだことのある方は分かるかもしれないが、私は何においてもかなり悲観的だし、いつもと違う状況が非常に苦手で焦ってしまうタイプである。

そして次の画面。

5つの観点でグラフ化された

これも、見ながら笑ってしまうほどの当たりよう。

内向的でも、協調性は割と高く、意外と怠惰。
論より情が先行するし、新しいものを創造する環境よりは保守的な環境が好き。その通り。

そしてここからは、

交流力(社会に対する向き合い方)
調和力(他者に対する接し方)
適応力(社会に対する適応力)
精神力(メンタリティー、心の安定性)
創造力(物事に対するクリエイティビティ)

この5つの力を偏差値として数値化される。


私は創造力以外は全て60弱で、創造力だけ46という結果になった。
精神力が50を超えたのは意外だった。


このテストで見えてきた私の性格としては、

・内向的で対人関係に消極的だが協調性はある。
・やや利己的な考えを持つことがある
・真面目だけど怠け者
・判断が感情に左右されがちで、人の意見に流されやすい
・心が敏感、感受性が強い
・物事を否定的に考えがち
・責任感が強く、頼られることが多い
・自分に対しては劣等感
・他人と異なる考え方をすることも

といった感じ。まあ想像と大きく外れる部分はなかったが、こうやって文字に起こすと改めて気づくこともある。

たまにこういうテストや診断をやってみて自分を見つめ直すのも良いものだと思った。

自分1人、頭で考えるよりずっと多くの情報が得られる。

きっかけをくれた友人に感謝である。

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