好みのコーヒーと2018年のベスト

自分の好み

年中コーヒーショップやロースタリーで焙煎された豆を買い、自宅で豆をひいて飲むというのをやっているが、いつも同じものを飲むことはなく、いろいろな店や焙煎所、そしていろんな土地・農園のものを選んでいる。

自分はコーヒーが好きなだけで、ブラインドで飲んだときに違いがわかるというものではないが、それなりには違いを感じて、好みかどうかの判断はできる。

基本的にはフローラル、フルーティといった表現がされるものが多いアフリカのほうの豆を好む。
代表的なものとして「エチオピア」や「ケニア」といったものだ。
前述のようなフレーバーをポテンシャルとして引き出すには浅煎りであることが多く、コーヒーと思えない爽やかな酸味、あるいは紅茶のような味わいがある。
特に夏場にはアイスでいただくのが好きだ。

一方冬になると基本的にはホットで飲むことになるが、この頃には酸味にフォーカスされる豆より、南米のほうの酸味とコクのバランスがほどよいものを好む。
具体的には「コロンビア」「コスタリカ」「グアテマラ」あたり。後者のほうはフレーバーとしてレモンなどが挙げられるが、煎りが浅すぎなければほどよい味になる、はず。

2018年?のベスト

というわけで2018年もいろいろな豆をあじわっているはずだが、ちゃんとした農園名などを含めた名前をちゃんと覚えていない。
これは勿体ないので、来年はちゃんと残したい...。

なので、最近の記憶にある範囲で、つまりは2018年というよりは「ここ最近のベスト」を残しておく。

グアテマラ(ラス・マカダミアス農園)

TAKAMURA Wine & Coffee Roasters(大阪)で購入した「グアテマラ(ラス・マカダミアス農園)」です。

この豆はCup Of Excellence(CoE)というコーヒー豆のコーヒーの品質審査制度の2015年に6位入賞という成績の豆。

購入したロースターでの試飲コメントを引用すると、

「カカオからレモンピールに味が変化する」
豆を挽いた時(=ドライ)の印象はチョコレートやカカオのような、香ばしくもあり甘い印象。しかし飲むとシトラス系のハッキリした酸を感じ、程よい甘みを伴った爽やかな口当たりの中にある苦味は、上質なグレープフルーツやレモンピールのよう。コクと苦味、酸味の中に感じる甘さが心地良く、口の中に広がります。

このコメントを読んでなければ、この表現が自分の中から生まれなさそうなものの、改めてこの試飲コメントを読んでから飲むとまさにこの通りの味。淹れ方によってバランスは変わるが、少なくとも自分の淹れ方ではどんぴしゃに好みの味だった。

楽天で購入できるようなので、興味を持った方はぜひ。(ちょっと高い

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この記事は「Coffee Advent Calendar 2018」の記事です。

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