ある日、一人の男の子が森で遊んでいると、にじ色のいい匂いのする不思議なくだものを見つけました。男の子は 『こんなにキレイで、いい匂いがするんだから、きっとおいしいはずだ』 と思い、食べてみることにしました。 でも、そのくだものは、石のように固くゴツゴツしていて、どうやって食べていいのか、どこから食べていいのかわかりません。 そこで男の子は、このくだものの食べ方を誰かに教えてもらおうと、村に行ってみることにしました。 スタスタと歩き始めた男の子は冒険気分で、とてもワク
颯爽と風を切り 流れる景色を横目に 満ちてくる楽しさ 転がることに心奪われて 駆け抜けるたびに流れだす 僕の体中だけに響く 車輪の演奏
みんなで集まって笑える それがどれほどかけがえなく 素晴らしいことか 解消されてなくても 改称していても 甲斐性がなくても そこに居ること それが大切で それが素晴らしい
行き場のない想いが 外に出られず頭と胸を行き来する 理性と本能が喧嘩して 体はそれを見守るばかり 昂っては沈み 潜っては飛び ミキサーの中のジェットコースター 蝉の声にすら涼しさを感じられるほど 捕らわれて憤りを見つける 最初から引っかかってすらいないのに そこにあったはずを探してる そんな乱高下の自分 その一部始終を凝視する私
ブラックコーヒーを飲みながら まどろみの中 過ぎゆく車窓越しに目が合った その一瞬は深く どこまでも落ちていく 何にもわからない 何にも知らない どこまで行っても何にもつかめない どれだけ引き寄せても 強く抱きしめても それは ひとときのまぼろし 消え去った影は 追うこともできず その儚さに 病むまでもない心を抱える その先に 幸せがあると信じて
動くと汗をかく いらないものを出してくれる 目的に向かっていく時と同じ 動いて やってみて 決める いるか いらないか それは動かないとできないこと 動いて削ぎ落として 自分に純粋に必要なものを探す さぁ動こう 汗かいて歩いて行こう
ふわふわ ふわふわ 仕事の予定や やるべきことを 頭の片隅に追いやって ゆらゆら ゆらゆら 吐息が漏れる 甘いやわらかさに 縛られ奪われる 理性の抗いは 煙に巻かれるように 空回り 独りよがりでは 収まりきれない 艶やかで悩ましい ピンクに染まった 大人すぎる頭の中
本当に伝えたいこと それは ずっと心の中にあって 動かず ぶれず そこにある それはただ だだだだ単純に ありがとうを伝えたい
早くても ゆっくりでも 確実に進んでいく時間 この1秒を「0」にするか「100」にするかは 自分次第
よどんだものから抜け出すには 自分を戒め 力を込め 固くし 解き放ち 開けること 自分の中にあるものを信じること 自分に負けないこと
曇った寒空に鈴の音 煌びやかな街路樹 肩をすくめて吐く白息 ふと あなたを思い出す それはいつもそこにあって 疑いもしなかった ただ愛を配る ただそれだけ ただただ精一杯 それだけをずっと 優しく差し伸べ包む手 過ちを悟しあと押しの声 これからを見つめる瞳 今でもそこにあるかのよう それはずっとあるもので 当たり前だった ただ愛を配る ただそれだけ ただただ精一杯 それだけをずっと 見えなくなって 聞こえなくなって 触れられなくなって からの方が強く感じるよ た
目も耳も 手も足も みんな前を向いている 前に進むためについている 後ろ向きになる心も 前に進むために 常に鼓動している
不変 不滅 それをずっと追い求めてる そこに 唯一 まで加えて どれだけ考えても辿り着けない どんなものにも 消える 亡くなる が訪れる それがわかっているのに 尚も探し続けてる 変わらないのは いつか消えてなくなる ということだけなのに
君が見つめる先には いつも推しがいる 君の気持ちを知りたくて 何度もメガネを拭いて見る 振り向いてもらいたい僕の こたつで蜜柑な冬の夜
空に向かって広げた手 何が掴めるかもわからぬまま 遠くへ遠くへ伸ばしてく 触れたものの感触を かみしめながら 掴んだままに染まってく
それがすばらしい そばにいる。 あっち行って! それができる素晴らしさ 声が聞こえる うるさい! それができる素晴らしさ 気持ちを伝える 喧嘩する それができる素晴らしさ 思いを知る 悩む… それができる素晴らしさ うざい 言うこときかない めんどくさい わかってくれない そう思えるのも そうやって言えるのも それもこれも ぜーんぶ そこに君が居てくれるから だから それがすばらしい