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自分の本音を見ようとしているか〜言葉を丁寧に扱う認知科学にまっすぐなコーチングで目が覚めた話


こんにちは!コーチング修行中のHiloといいます。
初noteです。

認知科学を基礎とするコーチングを学んでいます。
コーチング理論を自己適用し自己変革を経験すること。
私たちのスクールで学ぶ者に必ず課されるお題です。

受講生は皆、現状の外側のゴールを設定し、
それが達成されていくプロセスを自身で体験します。
そうして、コーチ自身が認知科学の威力を確信している状態でセッションに臨む。
だからこそ、クライアントの未来が変わることを信じるコーチになれるのです。



なんて、もっともらしい話はここでおしまい!

劇的に行動が変わっていく同期を横目に、自分も変わりたいぞ?!
よし自己適用を頑張るぞ〜と意気込むも、あれ?あまりマインドが変わっていない感…。

そんなとき、
根本的な認知の歪みがある👎
理論通りに実践していない👎

そう気づくきっかけをくれたのが、
認知科学の理論と実践に忠実で、魂のこもった同期のコーチングでした。

認知の歪みに気づいた瞬間、頭にビリビリと電流が走ったようになりました!
この気づきに至る変化のプロセスを書いてみようと思います。

※それまでの迷走の経緯や、迷走状態から抜け出すために力を貸してくれた多くの先輩や同期の話は別の機会に!


ゴールは、社会や他人(家族)、過去のしがらみ(自分自身の記憶)から自由になって作る。

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これ、コーチングスクールの初期に教わります。何なら募集説明会で(@_@)この基本に忠実でないために、現状を変えたいのに変われない人がいます。その一人が私だったという…。

ゴール設定いろはの「い」

ゴールの条件は3つ
 1.本音のwant toであること
 2.現状の外であること
 3.All Life:バランスホール8領域(仕事、趣味、知性、等)

ここでいう現状とは、
「現在の状態のままいけば十分に起こりうると予測される未来」

「5年以内に課長、10年後は部長」「経理の仕事を続けながら簿記検定2級取って、どの会社でも働けるようにする」
このようなゴールは、現状の外側ではなく理想の現状。なぜなら、山の高さも登る道筋も想像できるようなものだから。

対して、現状の外のゴールとは何か。

たどり着けるかどうかもわからない、道筋も見えないもの。
理性的な脳ではなく、無意識の創造的な脳の働きが発揮されることで達成されていくもの。
意志の力ではなく、人が持つ生命活動を維持する本能によって到達できるもの
~ゴールに臨場感・コンフォートゾーンを感じ、ゴールに関係するものを無意識が見たり聞いたり触りたくなるようデザインされるべき。

このとてつもなく強い本能の力を使おうとするとき、ゴールが本音の「want to」に紐付いていることが重要なのです。現状の外側のゴールにコミットしようとすれば、ワクワクだけでなく、膝がガクガクブルブル震える怖さを伴うもの。だからこそ、ゴールが本音の「want to」に紐付いていないと、現状というコンフォートゾーンへと本能の力により引き戻されてしまう。

「have to」禁止、他者の評価が入っていないことが「want to」

↑ わかったつもりになっていた^^;

なので、同期や先輩の力を借りて「want to」を研ぎ澄ませ、能力の輪を絞り込み、しっくりくるゴールになるまでゴールを何度も更新。
後は無意識が発火するのを待てば良いのだ。

「待つを知る」

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しかし、待てども無意識が仕事している様子はないし、なんか違和感がある…。しまいには待てなくて、なにか間違えた気がして不安になる…。

ちーん(@_@)

そして最近のことです。同期にコーチングをお願いして衝撃が走りました!
根本的なところの認知の歪み、理論通りに実践していなかった自分…。

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同期の喝!成功の定義が間違っている。
自分の本音に無自覚でいるとゴールへ向かう無意識の力がはたらかない。


認識が根本的に間違っている!
「過去、楽しくて結果が出ていたこと、成功していた体験は何ですか?」

この質問に対して、仕事が楽しかった事例はたくさんあるけど、成功した実感があまりない、と答えた瞬間、

何をもって結果が出ていないとする?成功の定義は?
能力や「want to」が見えていないのではなく、見ようとしていない
楽しかったのなら結果は出ているはず
新しいことを試すとか立ち上げが「want to」の人が、
やり抜く・達成が能力の人の価値観で判断している
しっかり自分を見てあげなさい

こうぶった切られたのです。
私のマインドを精緻に観察する目、言葉を丁寧に扱い理論通りに実践するあるべき姿勢、私の未来を思う情熱を感じずにはいられませんでした。

ほんとに頭をガーンとやられました。

そうなのです。
私は、達成したい人ではない。やり抜くことにドーパミンが出ない。
事業の種やら人を組み合わせて、ビジョンを作り上げて共有できたら良し。
・・・「やり抜かない」人(←これを受け入れたくない自分がいた)

ああ何てこと!
なのに、過去の「成功」体験を聞かれた時、他人のものさしで自分を評価していたではありませんか。

そう、
基本に立ち返って、自分の本音を素直に見に行ってあげる。
それだけで見える世界が違っていたはず。

ふと自分の設定したゴールを見返せば…
私の本能にとって「want to」となりえない「やり抜く」ことが前提のものがいくつも混ざっていたのです。
できない後ろめたさの投影、世間一般の評価、「have to」というやつです。

すぐに自己認識とゴールを更新しました。

今さらながら基本に立ち返るきっかけをくれ、思い込みを外せば本来見えるはずのものが見えるという気づきを与えてくれた、本物のコーチングとコーチに感謝です。

そして、基本に忠実に、人の認知のしくみを正しく理解し、扱えるコーチに自分もなろうと決めたのでした。

学びと実践の道は長く遠く、その手前でしかない卒業までの道のりも険しいスクールに入ったと改めて思います。楽な教育は生徒のためにならない!
高いレベルで鍛えられる環境と、師匠・スタッフ・同期のみなさんにも感謝しかないです。

▼心に留めたこと

・コーチングも自己適用も、認知のメカニズムに忠実に。
・ゴールは、社会や他人(家族)、過去のしがらみ(自分自身の記憶)から自由になって作る。
・本音のwant toに紐づくゴール設定すると人は変われる。
→私自身、実験を続けていき、いつか記事にしてみます。


次回以降のnoteでは、認知科学コーチングの話、コーチングセッションのモニターさんに起こった変化や、私自身の現状の外側へのチャレンジ(人体実験)の話など、書いていこうと思います!


▼社会人の方のコーチングモニター承ります。まずはご相談だけでも。
・目標や超えたい壁がある
・やりたいこと(もやもやしていても可)があり、人生を前に進めたい
・仕事も趣味も健康も!全方位で人生を底上げしたい
・世の中をよくすることに興味がある

▼モニターの声
(起業家・フリーランス 40代)
今まで受けたセッションの中で断トツにブレークスルーを感じました。全面的な自己肯定感を味わったのがとても久々で、とても晴れやかですがすがしかったです。大変ありがとうございました!
(会社員・演奏家 40代)
直近のゴールから数年後のゴールまで明確になり、数年後のものに関してはマインドのブロックが外れました。
(会社員 30代)
自分の中でゴールが明確になり、今まで足踏みしていた状態から、積極的にアクションを起こしていこうという発想に切り替わった。


コーチングに興味がある人におすすめの記事

コーチングがよって立つ人の認知のしくみを、人工知能と認知科学の話を織り交ぜて解説している家田さんの解説書。

スクール同期の栗山さん。読みやすく頭にすっと入ってくる感じがします。

Invent On The Way (ゴールを達成した心象風景だけをイメージして、ゴールまでの道筋は脳に任せていると、自然と道が見えてくる)を素で実践する、今瀬さんの心象風景にぜひ触れてください。 


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