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不自由と付き合っていく

人生の80年として前半が40まで、後半が40以降とすると、前半はスーパーカーに乗ってるようなもの。若者の無敵さ、全能感が心身に宿る時代。

でも後半戦はそうはいかない。体の不調とうまく折り合いをつけていくことが必要になります。寝ても疲れは取れにくくなり、不規則な生活はすぐに体の不調につながり、目も老眼が入ってきます。若い頃のスーパーカーは今では何十年も乗り続けた車のようにマメにメンテしてあげないとうまいこと動いてはくれません。

したいときにしたいことが、食べたいときに食べたいだけ、飲みたいときに飲みたいだけ飲めるのは人生の前半だけだったと気づくのが後半戦。

そして後半戦の参考になる指針はそれほど多くありません。勝ち方や成長について書いてある本は多くても、人生の下り方については書いた本はお多くありません。書いても地味で売れないからでしょう。そう思うと我々の見ている世界は人生のある一部の側面にしかフォーカスしていないことが分かってきます。人生の不都合な真実といったも良いかもしれません。

いろんな本やブログを読んでもしっくりくるものはほとんどありません。何歳になっても勝ちや成長を求めるのが今の社会なのかもしれません。

数少ない参考になったブログにこちらがありました。基本的には成長と競争の世界観を捨てるというお話です。もっとこういう人生の後半戦の情報が増えていくとよいですね。

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