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ママだけ義理の実家に帰省しない。これってずるい?

幼稚園のママ友と、年末年始の予定について話していた時のこと。

「夫と子供たちで夫の実家に帰省してもらったの。私は行かなかったんだけどね。ずるいんだけど。」と。

皆さん、どう思いますか?ずるいですか?

私はGood Job!!と思ったんです。ママ友は自分の気持ちを優先し、行かないと選択し実行した。そのこと自体が素晴らしいなと思ったのです。

義理の実家への帰省は夫婦そろって行くべき。誰が言ってるのかわからないけど、何となく守るべき必要がある気がしてしまう暗黙のルール。

そこに無意識に従うのではなく、自分の感情に従って決断した。もしかしたら勇気がいったことかもしれないし、申し訳ないと思ったのかもしれないけど、大切にしたいのは自分の気持ち。ママが自分を大切にして判断をするってとっても素晴らしいことだと思うのです。

それに自分を犠牲にして誰かに尽くしても、幸せになれるわけではない。誰かのためにって思ってやったとしても、それが本当にその人のためになるかもわからない。アンハッピーな顔で尽くされるより、ハッピーな姿でそばにいてくれる方がずっといい。

まずは自分を満たさないと誰かを幸せにすることができないと思うのです。年末の帰省が自分のエネルギーを消耗してしまうような行事だとしたら、Noと断るのは何ら悪いことでも自分を責めるべきことでもないと考えています。

ここまではいいけど、ここからはダメと許容の境界線を引くことは、学術的にも定義がされていて、これを心理学用語でバウンダリーと呼びます。

バウンダリーという概念を知っていると、自分のことも大切にできるし、他の人のバウンダリーも尊重できるようになれる気がしています。

時間は有限なので、自分が本当にやりたいことにフォーカスできるし、人に何かを断られたとしても傷つかない。自分のバウンダリーを大切にしていると他の人のバウンダリーも尊重できるのですよね。

未来を生きる子供たちには、世間の風潮とか、こうあるべきとか、よく根拠がわからない空気に対して、自分を尊重した行動をとっていって欲しいと思っています。だからこそ、ママがバウンダリーを意識した行動を取っていて欲しいなと思うのです。

自分を尊重した選択をする子どもたちが増えると、幸せな子どもも増えるんじゃないかな、なんて。大げさかもしれないけど、そう願っています。

ちなみに、我が家の義実家への帰省は先に夫が子どもたちを連れていき、私があとから合流するという予定。

家で2泊、一人の時間を堪能してから義実家へ帰省してきます。




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