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2ヶ月の息子が39度の熱を出した夜

生後2ヶ月の息子の発熱で、初めて小児救急電話相談を利用しました。記録のため、どなたかのご参考のため、noteに綴っておこうと思います。


一昨日の夜23時頃、授乳を終えて息子を寝かしつけようとするとホカホカにあったかく、体温を測ってみると39度の熱が出ていました。

気が動転しそうになりつつも、ひよこクラブの付録についていた救急ハンドブックを開くと、3ヶ月未満で38度以上の熱がある場合は診療時間外でも受診するようにと書いてありました。疑われる病名には『尿路感染症/髄膜炎、肺炎/風邪症候群(ウィルス性上気道炎)/RSウィルス感染症』となんだか怖そうな病名が・・・

かかりつけのお医者さんから、緊急の時や深夜など何かあった時の連絡先として紹介されていた小児救急電話相談(電話番号は♯8000)に電話をしました。

こども医療電話相談事業【♯8000事業】とは
★保護者の方が、休日・夜間のこどもの症状にどのように対処したら良いのか、病院を受診した方がよいのかなど判断に迷った時に、小児科医師・看護師に電話で相談できるものです。
★この事業は全国同一の短縮番号♯8000をプッシュすることにより、お住いの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師・看護師からお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けられます。
                  厚生労働省のホームページより抜粋

電話をして症状を伝えると、今すぐ診察を受けてくださいとのことで深夜にも診てもらえる小児科を紹介してもらいました。

紹介してもらった小児科は家から車で20分ほどの場所。上の子は夫に任せて、タクシーで向かいました。(気が動転しそうになっていた私は、小児科に電話をした時に「救急車で向かった方がよいですか?」と聞いてしまいました笑。ご家族の判断でと言われましたが、今回はタクシーで向かいました。)

車中、苦しそうに息をする息子の様子を見て、運転手さんも心配に思ったのか、救急窓口の入り口までついてきてくれました(感謝)。

症状がRSに似ているとのことで、お医者さんにはまずRSウィルスに感染していないか診てもらうことに。結果が出るまでの30分、苦しそうな息子を抱っこして待ちます。結果は陰性。

では、次はレントゲンと血液検査をしましょう、とのことでこちらは結果が出るまで1時間。お母様も寝ていてもよいですよと言われましたが、全く眠れる気がせず。

1時間ほど経って先生が結果を説明してくれました。

「低月齢のお子さんの発熱は、菌血症・髄膜炎・肺炎・尿路感染症が疑われるためそちらに感染していないかを調べていました。数値を見ているとこれらの感染ではなさそうです。血液検査の結果、白血球の数値が高いのですが、これは風邪を引いてもこのくらいの数値が出てしまいます。母乳も飲めていておしっこも出ているので、おそらく風邪の可能性が高いでしょう」とのこと。この言葉を聞いてやっと安心しました・・・。

低月齢の子どもの38度以上の発熱の場合、入院することも可能とのことでしたが、コロナ禍で面会はできないとのことだったので、私は自宅での療養を洗濯しました。

念のため、明日の午前中にまた診察をさせてくださいとのことで、数時間語の診察予約をして帰宅しました。家に着くと午前3時半。夜間授乳などもしているせいか、この時間でも割と元気な自分に驚きました笑。

いやー、しかし、長い夜でした。


朝起きると息子の熱は37度に下がっていました。再度診察を受けると、髄膜炎などの場合は翌朝に症状が軽くなる、ということは無いし、心臓の音も綺麗に聞こえるのでやはり風邪でしょうと。

赤ちゃんは鼻呼吸をしているので鼻水で鼻が塞がれると苦しくなってしまうということで鼻水を吸ってもらって帰宅しました。

上の娘が風邪を引いていて、家族みんなに移ってしまったようです。


この診察でかかった医療費はゼロ円。こども電話医療相談事業にも助けられたし、自治体の小児医療費助成制度にも助けられました。

今回、息子のいつもと違う様子に心配でいっぱいでしたが、先生や看護師さんが丁寧に説明してくださったので、状況を理解でき気持ちを落ち着かせることができました。

体だけは丈夫だったので妊娠するまでは病院に行くことが少なかった私。妊娠してから、産婦人科や小児科などお医者さんに行く機会が増えました。いつも医療従事者の方の専門性の高さや親切な対応に尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

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