「冬至の易占い」を30年間、続けている理由(わけ)
冬至は英語ではSolsticeですが、ソルスティスとは「太陽の行き着くところ」と言う意味になります。
冬至は、一年で昼が最も短く、夜が長い日です。この日を境に、再び力が宿り、私たちにとって自然のエネルギーが重要な影響を与える大切な瞬間とされています。
また冬至は、古来より太陽の力が最も弱まる瞬間と見なされています。この日を境に、太陽の力が再び芽生え、新たな始まりの日と捉えられています。
陰暦の十月において陰が極まり、冬至を迎えることで陽へと転じるとされ、太陽の再び誕生することを象徴しています。
冬至の風習には、「恵方参り」「柚子湯」「冬至粥とかぼちゃ」が含まれており、これらは厄払いや無病息災を願うための儀式となっています。
冬至は、「一陽来復」とも呼ばれ、中国の「易経」に登場する概念です。この日は陰の極地であり、翌日からは太陽の力が再び盛り返し、「陰極まって陽となる」とされさています。
新年の到来に加えて、陰極まった後に一陽が生まれ、万物が復活し、災いの後には幸運が訪れるという前向きな意味も込められています。
つまり、冬至は太陽のエネルギーと共に、みんなが上昇気流に乗って前進できる日と捉えられています。
フォーチュン創房では、冬至の日に限って「易」で卦を立てる習わしです。一陽来復ならぬ「一陽来福」を希って、新年に臨む指針を求めるためです。
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