素晴らしく価値のある有料noteに注意【脱ゾンビブロガー】
「おーい、ここ掘ったらダイヤがいっぱい出たよー!」
「もっともっと掘らなきゃ!」
「へいへい!俺はこの方法で出たよ!」
「とりあえず100キロは掘りなよ!継続が大事!」
「キミも穴掘りサロンに入らない?」
うーん、なかなかダイヤ出ないなあ……。
1.本noteの目的
ブログは成果が出るまでの期間が長く、運の要素も強いため、いわゆる王道が無い。
その結果、情報が溢れ、どの情報を信じて良いのかわからない。
だからこそ、一個「これ」といった答え、または「信用できる人物」を求め、右往左往する。
有限なキャパの中に、無限の「やること」「見るアカ」「読むnote」を詰め込む。
いわゆるノウハウコレクターになっている状態だ。
前回執筆した「【無料】あなたのブログが儲からない根本的な理由と解決策」は予想を上回る反響だった。
迷える読者のため、今回は「努力の方向性」を正す武器を与えよう。
「優先順位」だ。
2.ノウハウコレクターが生まれるカラクリ
まず、「noteを買っても効果が無い」ノウハウコレクターが生まれるカラクリについて解説する。
1.成功の法則が多数ある
ブログを始めたあなたは、とりあえずTwitterを開始する。
月に何百万、何千万と稼ぐ猛者たち。
彼らは有料・無料問わず、価値の高い情報を提供している。
有料note含め拝見したが、確かに「価値がある」。
しかし、だ。
成功者が10人いれば、10人が違うことを言う。
それぞれ目標とするもの(時間・お金・社会貢献)も違えば、その度合いもやり方も多種多様だ。
それはアフィリエイト・アドセンスでも同じで、それぞれがそれぞれの「成功の法則」を持っている。
まず、「成功の方法がいくつもある=noteはいくつもある」という前提を知っておこう。
2.あなたは情報価値を判断できない
実はnoteを購入しただけでは、その情報の価値が判断できない。
何故なら、「そのnoteを実行したら(自分にとって)どれぐらいの価値があるのか」を知らないからだ。
あなた自身の利益になるかどうかは、やってみないとわからない。
例えば、通販で掃除機を買う。その価値は家に届いた瞬間に分かるだろうか?実際に使ってみて判断するはずだ。
使わずに「うおー今日届いたこの掃除機めっちゃいいわー!」と言う人間はいない。
情報弱者は、情報強者の持つ価値を判断できない
と言い換えても良い。
だからこそあなたは「noteの執筆者」を見て吟味しているはずだ。
さらにウェブサイト運営は成果が出るまで時間がかかる。
当然noteの検証もそれ以上の時間がかかるはずだ。
また、試行錯誤する点はいくつもある。
そのため、noteの及ぼした影響を測定し辛い。
※情報価値の判別のため「ソムリエ」「鑑定士」といった職業がある。実践していない人がnoteを評価する文化は、なぜか当然に受け入れられている。
「情報の価値は、自分で試さないとわからない。そしてわかるまでに時間がかかるもの」ということは理解できただろうか。
3.優先順位をつけられない
「このnoteはヤバイ!」
「有料級の情報が書かれている!」
そんな言葉とともに、情報がタイムラインにシェアされていく。
とりあえず無料noteを読んでみた。
「なんとなく、すごそう。」
「この方法を実践すれば、成功するって言ってる!」
次の日、こんな文言とともに、有料noteがシェアされる。
「買って正解だった」
「有料で良かった!ライバル増えるもんな!」
以降はサロンやnoteを堂々巡りすることになる。
このように、あふれる情報の価値を判断できないため、結果として優先順位が付けられず……。
まだ見ぬ「より良い情報」を見つけるため、タイムラインの旅を続ける。
※特にTwitterでは「フォローしている人たちの行動」しか観測できない。「皆(フォロー中の数名)が右を向いているから右に……」といった考えになりがち。
まとめ
1.成功の法則が多数あるのに
2.あなたはその価値を判断できず
3.優先順位が付けられない
4.情報を(試さずに)集める作業に時間を割く
この状態を、ノウハウコレクターと呼ぶ。
せっかく良いnoteも、中身を実践せずに終わってしまうと役に立たない。
だからこそ、素晴らしく価値の高い有料noteには注意したい。
価値の高いnoteは売り方もうまいので、「今買っとかないと損だ!」という思考になりやすい。
4.今日からやること、やらないこと
ノウハウコレクターにならないために、どうすべきか。
何かを変えるには、まず自覚から。
Twitterが「振り回されやすい場所」であることを認識した上で、やるべきことをやるべきだ。
Twitterを見ない
まず、Twitterを見る時間を宣言する。
明らかに情報の(雑な)インプットが多い状態なので、その時間をアウトプット(実際に試す)に使おう。
例えば「PCでしかTwitterを見ないようにする」と決めたとする。
前回のnoteでも記述したが、「Twitterを見ない!」と宣言するのではなく、以下のような方法が考えられる。
・アプリを使用してスマホ自体の利用を制御(Forestというアプリがおすすめ。これを言質報告に使っても良い)
・Twitterアプリを消した上で、アプリをインストールできない機能制限を誰かにかけてもらう。
・SNSの使用時間を夜に限定
情報収集のためにはTwitterは多少有効だ。
ただし、余計なノイズを拾わないようにする。
眼の前に甘そうな物が流れてきたら気になる。
だからフォローをあらかじめ外しておくのも良いかもしれない。
優先順位をつける
情報の価値を判断するには「自分で試す」しかない。
そのため、今持っている情報があれば、まずそれを試そう。
それまで情報収集は一度置いておこう。
例えば既に誰かのnoteを持っているのであれば、それのみを徹底的に試す。
コンサルしてもらってるなら、その人の言うことをまず全部やる。
ここで、優先順位をつけるには「投下時間」「提供する価値」を考えると良い。
例えば以下2つのタスクがあったとする。
・競合調査
・記事のサムネを変える
「サムネの張替えはトップページからの回遊やSNS流入アップ。本流であるGoogle流入をまず狙うべきだから競合調査を先にやるべき」と考えよう、という話だ。
そして優先順位の管理には、WunderList等のToDo管理サービスがおすすめだ。
このようにタスクを簡単に入力できる上、ドラッグで入れ替えることができる。
さらに言うと、このタスクリストのタスクの振り方は甘い。
「そのページに行く面倒くささ」を排除し、「やることを具体化・細分化」することで、より自分をタスクへ促すことができる。
タスクリストはダッシュボードのように使おう。
また、くれぐれもタスクを詰め込みすぎて潰れることの無いようにしたい。
基本的にその日の7,8割の力でできることを毎日継続すればOKだ。
言質を取る
最後はやはり「言質を取る」ということだ。
「◯日までに◯をする。しなかったら◯する。」
詳しい言質のとり方は上のnoteで解説している。
また、この度「言質をひたすら取る」コミュニティ(もちろん無料)を開設した。(雑談部屋もあるが、一応言質がメインだ。たまに相談にも乗っている)
興味がある方はDMください。
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