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専門学校時代

 ひきこもりの最初の脱出の際、専門学校へと通うということを始めました。
 その専門学校は小説、特にライトノベルと呼ばれるものを書く小説の学校でした。ライトノベル以外を書きたいという方もいましたが、基本はそちらをメインに書きたいという方々が多かったです。
 ぶっちゃけ、小説は読んではいましたが、書く方は殆ど門外漢に近く、少しゲームのシナリオを作ったことがあるくらいでした。
 プロット? 何それ、スペース空ける? とか色々なマナー等から始まる小説学校生活でしたが、読むほうでは好きな本がかぶっていたり、知らない本を教えていただいたりと、とても有意義な時間を過ごしてました。
 学校の方の先生方も厳しくも優しい方が多く、ひきこもりであった自分に対しても、しっかり見てくれる方が多く、とても尊敬できる方々でした。
 アルコールを飲めない体質ですが飲み会とかにも参加したり、夜、一人暮らしをしてる友人の家で語らったりと本当に楽しかったです。
 その後、途中で介護の方をメインとしてしまい、小説の学業を疎かにしてしまい、元々できない人間なのに、更に文章を作るのが不得意な人間となってしまい、小説家になるという夢は閉ざされましたが、ここで得た青春と呼んでいいだろう生活は忘れることのない、とても良い思い出となりました。
 小説学校の皆様には本当に感謝しております。
 ありがとうございますと、この場で言って伝わるかわからないですが、発しておきます。

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