ビジョナリーカンパニー2
投資に役立つ書籍を紹介するコーナー。
私は巷のノウハウ本よりは、経営の名著からヒントを得る方が良いと考えています。
そこで、本日紹介するのは、経営本の中では名著中の名著、コリンズの『ビジョナリーカンパニー』シリーズ。
著者はドラッカー亡き後、世界で最も影響力のあるビジネス思想家と称されており、シリーズ5作は累計1000万部を超える発行と世界中で読まれています。
1作目は30年ほど前の発売ということで、事例は古くなっているけど、書いてある内容はいまでもまったく色あせない。
私の中で特におすすめは、1作目と2作目。
『ビジョナリーカンパニー(1作目)』は言わずと知れた名著。
「時を告げるのではなく、時計をつくる」「利益を超えて」「基本理念を維持し、進歩を促す」「社運を賭けた大胆な目標」「カルトのような文化」など、目次からして示唆に富むものばかり。これを読んでおくと企業の戦略を分析する際の基準となる視点を得ることができるかなと。
『ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則』は、「良い(Good)企業が偉大な(Great)企業に飛躍するには?」という問いに答えようとする内容。特に、2章にある「第5水準のリーダーシップ」、8章の「劇的な転換はゆっくり進む」(弾み車の法則)は非常に勉強になる。
これはもはや経営書ではなく哲学書。考え方を学べる。読み方としては「良い投資家から偉大な投資家に飛躍するためには」と自分に当てはめてみるのもよいと思う。
名著は学ぶことが多いですね。
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