【コスプレ道中膝栗毛】川越街道 2019/08/24 (中編)
これ↓の続き、白子宿を過ぎたあたり、和光市からです
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13:50 ニホニウム通り
和光市駅手前で外環自動車道を超える交差点があるが、そこの歩道橋に「ニホニウム通り」と書いてあった
和光市から外環沿い理化学研究所までの道はニホニウム通りというらしい…へぇ~
ニホニウムは原子番号113番、平成28年(2016)に名称が決まったということなので、まだ名前がついて一年たっていない通りということになる
なるほど…っていうかあそこ和光市の駅前だったのか‥なんか郊外感がすごくてわからんかったわ
和光市を過ぎて朝霞に入るところでまた分岐になる道があった 分岐好きだな川越街道
14:25 膝折宿(ひざおりじゅく)
細い住宅地を下りながら歩いていると急に古い家が出現する
ストリートビューでみてもらうとわかっていただけると思うが、マジで急
膝折宿の脇本陣(本陣に泊まれないときの用のサブ的な宿)の村田屋というのだそうな
張り紙がビビッドに輝いているのがなんとも言えない感じだが、住んでいる人がいるということであればそれはすばらしいことじゃ…
この辺り他にも古かったりでかかったりする家がドカンドカン並んでいて、さすが宿場町といった感じになっている…それらも基本的に人が住んでいるようだ
と膝折の町を見ながら野火止に抜けました
(空いている店が無くお昼休憩にできず)
14:50 横町の六地蔵
野火止(のびとめ)の入口のところにお地蔵さんが並んでいた
横町の六地蔵というらしい…ポーズとか持ち物が違って個性があった(小学生並の感想)
ここらでさすがに腹が減ってきたのでお昼にしようと思っていたのだが、まずお店が全然無いのと、14時-15時というランチが終わっている時間帯とでなんというか砂漠、野火止砂漠なのでありました
(ちなみにネタバレすると、この後結局何も食わずに川越まで行く)
昼下がりの暑さのピークのなか神社で腰を下ろしたりしてなんとか歩いていたのだった
・・・って寄った神社と反対方向に新座の駅あるやんけ!!!!
埼玉の駅存在感なさすぎでは????(いちゃもん)
途中で地蔵のように並んでいる兵隊さんがいたので撮った
どうやら幼稚園っぽいな
と、これを撮っているときに目の前に車が停まり、窓越しにおじさんおばさんの団体さんから話しかけられたのであった
「わはは」とか一緒に笑っていたが正直食い物のことしか考えていなかったぞ
新座市街の先は、英IC近辺でまた国道254号線に合流し、そこからはひたすら、ひたっすら川越まで国道沿いをあるくことになる
徒歩の観点では国道沿いというのは当たりはずれが非常に大きいのだ、本当に何にもない車のためだけの道になってしまっているのか、それなりににぎやか・すこやかな道なのか・・・いつも車で通ってるけど覚えてないんだよな
あとで調べると、この辺り新座の町が「大和田宿」だったらしく、今は特に宿場の形は残っていないらしいが、「大和田小学校」など地名には残っているようじゃの
15:45 英IC(はなぶさインターチェンジ)
はなぶさの名を冠する橋にたどり着いた
英橋というのは大和田宿の端になるのかな?昔は土の橋だったとか
https://www.city.niiza.lg.jp/uploaded/life/34547_63315_misc.pdf
で、今はでかいICになっている…
下道で所沢とか狭山方面に行くときに渋滞になったり、個人的には車線間違えやすかったりする、あの英インターである
なお読み方はカーナビに教わったのが最初で、その時は高速じゃないのにインターってついててすごいって思った
道路の線形は綺麗な形してますなぁ…
でも人間はどこ歩けばいいんだこれ・・・254号線沿いを地図下から上に抜けるんだけど
わかる?
私は結局どう歩いたのかというと、こんな感じ(下の紫っぽい太い線)でした、GoogleMapでも緑の細い線でちゃんと表現があるな
くぐって渡ってという感じだったけど、結構まっすぐ抜けられるもんだねと思った
ちなみにWikipediaによるとこのICの形は「不完全クローバー型」というらしい かっこいいじゃん
15:55 川越街道碑
英ICを超えていよいよ国道沿いを本格的に歩き始める・・・といったところで、さっそく川越街道の碑とでかい木が出迎えてくれる
ありがたいね…歩道もひろくて歩きやすい、いい街道だ
しかしきれいすぎで逆になんもないのだ…たまの散歩やジョギングなら調子よさそうだが、半日歩いてきてなんもない道をただひたすら歩くのは結構しんどいのだ……
およそ4~5km、一里半ほど国道沿いを歩くが、ふじみ野の駅前が大井宿になるらしく、そこで国道からは分岐になっているそうだ
時々街道の歴史の案内板みたいなものはあったけど、史跡とかそういうのはあんまり気づかなかったな(腹が減って注意力がない)
16:55 大井宿(おおいじゅく)
歩き始めてから6時間半、やっと川越宿の手前の宿場まできた…
本陣跡はいまはオシャンティなカッフェになっていた 広い
大きめの家が多く宿場感がほんのり残っており、碑などもいくつかあった
この地蔵街道と川越街道の交差するところにある「角の常夜灯」のベンチで休んでいた時に、2-30代くらいの方から声をかけられたのであった
恰好を見て追ってきてくれたらしい
おじいさんが足袋屋さんをしていたという話を聞いて「おっ!ひょっとして今も!!!?」みたいなノリで聞いたら今はもうやめちゃっていたとのことでした、諸行無常じゃな…
そのほか少しお話してお別れしたが、今思い返せばここで食い物やさんのことを聞いておけばよかったな…
しかし国道沿いは全然なかった(気づかなかった)寺社がポンポン現れ始めてうれしいアルよ
とはいえ国道沿いは国道沿いで後何kmってのがわかる表示が立っていてそれはそれでありがたいことじゃった・・・しかしこれ見るの俺くらいじゃないか
大井宿から先は一瞬だけ国道に合流するが、川越市に入るところからその後は市街まで脇の道をずんずん行くことになる
そして歩き始めてから7時間、ようやく川越市に入るのであった…
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