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選ぶこと ---hikeってなんだろう---

hikeは、イエローナイフのパンやグラノーラはもちろんですがわたしたちが「これは、とっておきのものだ」と思って選んだものも
販売、発信していきたいと思っています。

選ぶこと、
これは多分、hikeにとって重要なキーワードの一つになっていくと思います。
みなさんは、生活の中でいろーーーーんな物事をどうやって「選んで」いますか?というか、選ぶことについて真剣に考えたことはありますか?
わたしは正直、こどもが生まれるまで日常生活の小さな選択はあまり考えもせずスパスパと決めてきたように思います。
(直感で動くタイプだったので、あ、それは今もそうですね…)

今は、食べるものから身に着けるものまで
そうしようと思えば本当になんでも安く簡単に手に入れることもできます。
こどもたちと慌ただしく毎日を過ごしていると尚更そういったものはとても便利で、ありがたかったりもします。
待ったなしのご飯の準備の時もそうだし
慌てて着替えを引っ張り出す時もまとめ買いしたお手頃価格の洋服に助けられたり。

けれど、たとえば食べもののことで考えると
こどもの体調やうんちの様子なんかを日々気にしないといけないわたしたちは
「ヒトの身体って食べたもので作られているんだ…」とまじまじと実感するんです。
毎日口にするものの栄養でこの子たちは生きている…!

そうすると。
にんじん一つ、ほうれん草一つ選ぶにしても、「さて、どれを買って帰ろうか」と立ち止まって考えるようになってしまった。
どんな場所で育てられた野菜なのか
どんな方法で精製された調味料なのか
どんな人がその作業をしているのだろうか
商品の前で仁王立ち、あぁ娘が服の裾引っ張って何かを急かしている、
有機、減農薬、無農薬、無むムむむむmmムゥ…

そのうちに、ここで買い物をするとなんでも美味しいな、と思えたり
大手スーパーでなかなか見かけない探していた商品が取り揃えられているお店と少しずつ出会えるようになった。
おすすめの野菜を教えてもらったり、農家さんを紹介していただいたりして親交を深めていくと
あのお野菜は◯◯さんの畑のものを買いたい!と思いながら選ぶことができるようになった。
信頼しているお店のご夫婦が教えてくれたから、というきっかけがあったり
農家の〇〇さんの野菜づくりのストーリーを聞いて野菜がどうやって我が家までやってきたかの背景がよく見えるようになったり
選ぶときに信頼と根拠を持てるようになるとすごくありがたく、幸せな気持ちになった。

食に限らず身の回りのモノに関しても、
本当にそばに置いておきたいものは、ほんの少しの「とっておきのもの」だったりしませんか。

毎日毎日のことで、一つ一つを丁寧に考えている時間は正直ない。
だけど「考えて選ぶ」ということを蔑ろにはしたくない、
こどもたちにもその心持ちは根付いて欲しい。

なぜこれがいいと思ったんだろう、
どんな価値をこの商品に見出したのだろう
hikeは、選んだ理由も発信していきます。
こんなようなことを家族や身近な人との会話するきっかけになったりしないかなぁと思いながら。

だからhikeは読みものも多くなると思います。
もしよかったら、時々覗きにきてください。

そんなことを言っておきながら
今はまだまだ注力できる時間が限られているので、しばらくはグラノーラをメインの販売となりそうですが。

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