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【本紹介】人間の「集中」は4種類ある【4Focus 脳が冴えわたる4つの集中】

はじめに

今回は、私が尊敬している一人である、青砥瑞人さんの著書である、
「4Focus 脳が冴えわたる4つの集中」https://amzn.to/3LY77r0)について紹介したいと思います。

まずお伝えしたいのが、
青砥さんの本は全部めちゃくちゃオススメです!
「脳(神経科学)」について知りたい!という方は青砥さんの他の著書もチェックしてみてください!
(他の本についてはまた別の記事で紹介しようと思います。)


本書はこんな方にオススメ

①「集中力」を高めたい!
②やりたいことを見つけたい!
③プレッシャーを感じると集中できなくなる…
④アイデアが思いつかない…

上記、①についてはわかると思いますが、②~④って「集中力」と関係ある?と思われるかもしれません。
しかし、本書を読んでいただければ②~④のような課題も解決できるかもしれません。


本書の言いたいことを一言で

そして、この本が言いたいことを一言で表すと、

「あなたは4つの集中のうち1つしか使っていない!!」

かなと、本書と呼んで思いました。

では、私が勉強になったなと思う部分を3つピックアップして紹介していきたいと思います!


①「人は何歳からでも変わることができる」といえる科学的根拠

脳神経科学の世界には「Use it or Lose itの法則」というものがあります。

「使い始めることで(use it)その回路は新たに形成され、使い続けることで強固になっていくが、使われていない回路は失われていく(lose it)」

4Focus 脳が冴えわたる4つの集中

ここでいう「回路」とは「脳の神経回路」のことです。

本書のテーマである「集中力」について考えると、
現時点で、”集中力がない…”と考えている人も、年齢に関わらず集中力は後天的に身につけることができるということです!


②やりたいことを見つけるには、行動するしかない(自分の体で感じる)

内向型やHSPの人は、
「なるべく家にいたい…、あまり外に出たくない」
と家に引きこもりがちになると思う。
(私はそうでした)


しかし、もしやりたいこと、仕事を見つけたいと思っている人がいるとすると、外に出て自分の体で体験しないとやりたいことは見つからない。

本書で著者の青砥さんの”高校中退からアメリカの大学を飛び級で卒業する”というエピソードが紹介されています。

これは、「やりたいことを見つけたい」と思っている人にはとても有益だなと思いました。
よく、「やりたいことを見つけるには行動しろ」と見聞きすると思いますが、なぜ行動しなければいけないのかが科学的にわかります。

詳しくはぜひ本書を手に取ってみてください!


③人間の「集中」には”4種類”ある

「集中は4種類ある」と聞いて、”どういうこと?一つじゃないの?”と思う方は多いと思います。
私も本書を読むまではそうでした。

しかし、神経科学的には「集中」は4種類あるみたいです。

その4種類の集中とは次の4つです。

①「外に狭く」の”入門集中”
②「内に狭く」の”記名集中”
③「外に広く」の”俯瞰集中”
④「内に広く」の”自在集中”

4Focus 脳が冴えわたる4つの集中

そして、われわれが一般的に考える「集中」とは、

”机の前で問題を解く”
”本を読む”

だと思いますが、
これは、①の入門集中のことしか言っていないのです。

以下で少し具体例を紹介したいと思います。


「問題を解く」集中力と、「アイデア出し」の集中力は違う


 大学での卒業研究や論文のアイデア出し、仕事での企画など、アイデアを考えることがあると思います。

この時、問題を解くように机の前で”うーん…”と考えていてもアイデアは出てこないのではないでしょうか?

よく、”散歩しているときにアイデアが閃いた!”というエピソードを聴くことがあると思いますが、これは科学的にも根拠があることなのです。

”アイデアを出すために散歩する”というのも一つの「集中」だということです。


さいごに

今回ご紹介したのは、本書のごく一部です。

他にも、日常で実践できる集中力アップの方法や、「幸せ」についても書かれていたりと非常に興味深いことがたくさん紹介されているので、

もっと知りたい!と思った方はぜひ本書を手に取ってみたください!


ここまでお読みいただきありがとうございました。

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。


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