フォロワー4000人で3ヶ月1000万円売り上がる話


自分の中では結構下品なタイトルではあるけど、どうだろう。

もしこれから発信をしていきたいと思っている人や、集客したい、ブランディング力を高めて仕事をしていきたい!と思っている人がいたら参考にして欲しい。

わたしは今SNSブランディングやマーケ、WEBプロデューサーを仕事の軸においている。

今まで自分が表立ってネイル講師として活動してきた5年間の中で技術系の講座や単発セミナーなどを自主企画〜開催してきて。

一回の講座は約3ヶ月間、内容により料金も変わっていたけれど大体がオンラインとオフラインを組み合わせた受講内容で、約30万〜50万の授業料設定をしていた。

(ネイルの技術や経営、集客を学ぶのに値段的には妥当だったと思う)

わたしのブログとメルマガ読者数は約4000名で、インスタの○万人!に比べると全然少ないと思うかもしれない。

その中でも毎回企画した講座には30名〜40名以上の生徒さんが入ってくれていて、単純に考えても40万円の講座に30名入ったら=1200万円になる。

セミナー会場やテキスト、雑費など引いても手元には1000万は残っていた。

それを年2回ずつくらい開催、その間に集客セミナーやらサロン業務も普通にこなしていた。

これは「うぇ〜いこんな稼いでんだぜ!」という自慢ではなくて、SNSやWEBで仕事をするというのは効率的で、尚且つ導線をしっかり作れば売り上げがこれだけ立つよーって話で。

いくらSNSでフォロワーがいて有名そうな人でも、全然売り上げが立っていない事もよくある。

”フォロワーがン千人規模でも売り上げを作れる”ということで、

常々言いたいのは個人で仕事をする上で「フォロワー数よりもフォロワーの濃さ」を重要視して欲しいとうこと。

最近ではSNSがより身近になったことにより有名人より身近なお手本が増えた。

1人の圧倒的なカリスマを参考にするのではなく、料理ならこの人、ファッションならこの人、ライフスタイルならこの人…と、参考にする際はフォロワー数より専門性の高さが重要視されているケースが多い。

なのでわたしの場合は当時ほぼいなかったサロンワーク技術に特化した個人でサロンを経営しているネイリストとして発信をしていった。

サロンワークに特化した、ということは反対にネイリストになるなら誰でも通るであろう”ネイルスクール”と”ネイリスト検定”があまり実践的でなく必要ないよねってところを突いていた。

個人を光らせる基本は「狙った相手に刺さる」こと

マスメディアにおいてはいかに嫌われないで好感度良く。が重要だったりするのだけどインターネットは違う。

SNS上では誰もが他人のフィルタを介さずに発信できるので自分の考えや思いは、必ずどこかに支持者を見つけることができる。

だからインターネットでは、たとえ世の中の半分の人に嫌われても、半分の人が支持してくれればいい。この割り切りがとても重要。

「なんのためにフォロワーを増やすのか」という目的に立ち返ると、すべきことはやみくもに数を増やすことではないということがわかる。

そのときに大事なのは、「自分の言葉で」「誰に向けて」発信するかということ。これに尽きる。

わたしの場合既述の通り、自分の経験から【検定があってもプロのネイリストにはなれない】ということを発信していた。

思った以上の反響と批判と賞賛があった。

同じプロのネイリストの中でも意見は割れた。

しかしわたしの目的は【業界批判】【論争】ではなく

同じ体験をした人、共感してくれた人、これからネイリストになろうと思ってる人が【わたしのサービス(講座)に入ってくれる】ことが落としどころであり発信の目的であった。

(もちろんそこには営利目的だけではない信念やハート、ネイリストになる道に選択肢を増やしたいという気持ちがあってこそ)

検定って必要ないよね、スクールに行っても現場の技術学べないよね、じゃあ、サロンワークに特化した経営集客も学べるところの方が良くない?

という切り口は響く人には本当に突き刺さり、ファンを増やしていけた。

(とはいえ今になると最初の頃は鋭利すぎて、あまりに鋭利な言葉選びは良くないという経験も学んだので今は【サロンワーク特化】という言葉でまとまっている。)

市場の空きとポジションの確立を狙うこと

例えばこれが、「検定を一級まで取ろう!ネイルサロンには勤めよう!」と既にその業界で当たり前のことを個人が謳っても響かない。

だって大半の人がその道に行くのだから。

大手スクールがこぞってその文言で広告を出しているのだから。

30代以降でなかなかネイルサロンに勤められない

ネイルスクールになんらかの理由で通えない

でも、ネイリストにはなりたい!

という層にわたしの経験や発信内容はHITした。

市場の空いているポジションにどううまく入り込めるか。

発信をする上で”自分の想い”や”経験”を題材にしながらも、ポジションを確立させるために上手く擦り合わせていくことも個人で発信していく時代には大切なマーケティング力だと思っている。

というわけで

これから発信頑張りたい人は

なんのために発信をするのか

誰のために発信するのか

その発信にどれくらい需要があるのか

発信したい分野の市場に同じ発信が蔓延してないか

発信して何を売りたいのか

らへんをまずは明確にすることから始めてみると良いなって思います。


多分ね、業界ややり方で全然違う数字にはなってくると思うんだけどご参考までに〜


ひかる

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