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アナウンサー試験 4.筆記試験

筆記試験


筆記試験は、形式は何にしろ、どの局でも基本的に出されます。

私が経験したものとして、以下に書きます。上から出る順です。

・局がそれぞれ作る問題

時事問題や、その地域が抱えている重要な課題、シンプルに計算問題、簡単なSPIのような問題も出されました。

・漢字 ことわざ 四字熟語

こればかりは覚えないと思考力ではどうにもなりません。ことわざや、四字熟語は漢字で書かせる所も多かったので、対策しましょう。

・一般教養

例えばその時の芥川賞、直木賞、本屋大賞、活躍しているスポーツ選手や、世界のサッカーのリーグの名前など…時事問題と被ってる所もありますが、芸能からスポーツまで幅広く出ます。

・時事問題

その時話題になっているニュースについて。新聞やネットで項目を見つけ、それを少しずつ深掘りしていけば大丈夫でした。

・SPIもどき

SPI対策版買ってやっておけば大丈夫です。濃度の問題とか、速さ距離時間の問題とか、確率の問題とか。

・頭の柔軟性を問うような問題
その局のマスコットは?
試験官が会場に入って始めに言った言葉は?
試験官の服装は何だった?

・その土地に関する問題
県知事の名前は?主要な観光名所、出身の有名人

・ちゃんとしたSPI
国語的な問題、数学的な問題、あとは性格検査、NHKは英語もありました

・作文
テーマは色々。だいたい800字45分とか

・内田クレペリン検査
ひたすら足し算する試験。一回やっておくと全然違います。

言うまでもありませんが、筆記試験は自分で地道に進めるしかありません。 

私は最初ネットを使いながら勉強していたのですが、あまりにも情報量が多すぎた為、テキストを買いました。「これをやれば7割は答えられるだろう!他の受験生に遅れを取ることはないだろう!」と考え、範囲の枠を意識しながら勉強していました。

そして気づいたこと。

意外とライバルたちは勉強していない

公務員試験などを受ける友人に見せたら、「こんな程度なの?」と言われたこともあります。

テレビ局も、アナウンサーだけができる人を求めなくなってきている時代です。明るさや喋りの技術だけでは通用しなくなっています。ある程度の教養や知識が求められています。

報道記者と兼務している人も地方局は増えましたからね。

やるだけ力がつく。そしてどこの民放局でもある。それが筆記試験です。

まずは、テキストを買いましょう!私が何を使ったかはまた別項目に書いています。

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