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アナウンサー試験 5.カメラテスト

カメラテスト


一般企業の面接にはなく、アナウンサー試験独特なもの。それがカメラテストである。

エントリーシート

面接・筆記試験

カメラテスト

と続く場合が多かったと感じる。
中にはESをクリアして呼ばれたら、面接・筆記試験・カメラテストとまとめてする局もありました。

内容

実際に局の本物のスタジオに入って実際のニュースのセットでやることがほとんど。

私が経験したのは…

・ニュースの原稿読み(これはどこでも必ずある)
・パネルトーク(何枚か写真があって、そこから自由に考えて話す)
・スポーツの実況(パネルに野球、サッカーのワンシーンが切り取ってあって、その状況から自由に実況してと言われた)
・食レポ(空想の場合も実物がある場合も)
・一発芸(私は歌って、それからモノマネをした…これは面接だったけど)
・どんな動画が流れるかテーマだけ教えられて、1分半の映像を見ながら即興でナレーション付け
・ラジオブースで企業のCMを読む
・ひとつテーマを与えられて、それについて1分半即興でカメラの前に立って話す

その中で私が心がけたことは、以下の3つだ。
【豪快な三振か、場外ホームランを狙う】

【アナウンサーになりきる(目指すアナウンサー像に自分を近づける)】

【ミスをしても「てへ」という気持ちで、へこたれた姿を見せない】

ここで勘違いしやすいのが、「上手い奴が通る訳ではない」という事。

言葉が出てこなかった。めちゃくちゃな事を言った。私も試験で何度もあったが、それでも通った。

みんなが見ているのは、チャレンジする所や、一生懸命なところ。

「私できますよ」という雰囲気の人は落ちる。怖いし、緊張するし、失敗もするが、それでも伝えようと頑張る姿に人は心が動くのです。

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