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本屋の練り歩き|好きなもの語り

本屋の練り歩きって、楽しくないですか?

これするの好きだな~と思うことの一つに、
「本屋の練り歩き」があります。

買いたい本があるわけではないけれど、
ふと本屋に立ち寄って、
あてもなく本屋の中を練り歩くことを
ひとり不定期開催しているわたしです。

各コーナーを端から端まで、
小説・エッセイ・実用書問わず、
ふっと目に入って気になった本の中身をパラパラ読んで、
そのまま棚に戻したり、
今ではないけど来月買おう~とメモしたり、
ピーンと心に刺さってその場でお買い上げしたり。

本を読むことは小さい頃から好きで、
毎晩のように『おむすびころりん』を延々読み聞かせしてもらってたとか、
読んでもらいすぎて3歳の時には自分で絵本が読めるようになってたとか、
学校の図書室から出される読書数ランキングはいっつも上位だったな~とか、
小学校6年生の時は図書委員長やったわ~とか、
本にまつわるエピソードはめちゃくちゃ抱えている方。

毎週日曜の夕方になると、
父がわたしたちきょうだいを本屋に連れて行ってくれて、
絵本やら子供向けの雑誌やら何かしら買ってもらってたな~とか。

中学高校と、部活にのめり込んでいたから、
本から離れた時期もあったけど、
大学・社会人…とまた定期的に読書欲、というか
本に触れたい欲が湧いているので本は心の友ですね~。

本屋を練り歩くのは、本が好きなのもあるけど、
もうひとつ、
心にモヤモヤを抱えている時もやる現象だなと思っていて。

悲しかったり、怒っていたり、
なんっかモヤモヤするけど、
自分の中でうまく言語化できないような時。

「あ、本屋歩こ・・・」
と思って本屋を練り歩いてるなあと気づきました。

その時点では、
「何か答えになるものが欲しい…!」
って思ってるわけではないんですよね。
実際、特に何も刺さらなくて何も買わずに出ることもしばしば。

ただ、
ふと本屋に入って、
ふと目に留まった、
ふとした出会いのような瞬間を
何回か経験したのも事実で。

「ふと」自分の視界に留まったものって、
インスピレーションというか、
何か運命的なものだったりもするんですよね~。
いま自分が求めているものとの引き合わせって言うんですかね。

ふとした出会いを拾いに、ボチボチ本屋に行きたいな~と思いを馳せる今日この頃です。


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