自分とはなにかって難しい
自分とはなにかってやっぱり難しい。すぐにわかることではない。
でも、自分と向き合い、考え、行動し、探し続けないと見つからないものであると思います。
4月から「今、自分にできること」として、
大学生の自己分析のお手伝いをしています。
「自分の強みがわからない」
「自分らしさって何なんでしょう」
「やりたいことがわからない」
こんな相談をよく頂きます。
野球しか取り柄がなかった頃の僕はすごく苦手でした。
でも、自分と向き合い続けて、色んな人のいろんな人生というストーリーに触れてきた中で見えてきたことがありました。
「自分と向き合い、考え、行動した分だけ、少しずつ腑に落ちてくる」
です。
上記のような考え方に行き着いた僕が、
相談いただいた方にお話しているのは以下の3つです。
(1)楽しい・ワクワクしたことって何だっけ?
すべての「原点」だと思います。これは自分の中にある、自分にしかない「感情」です。
そしてこれは、ひとりではなかなか気づけません。
個人的には誰かとの会話の中で見つけていく(自覚化していく)のが
一番近道じゃないかなと思います。
(2)やりたいことは、”今”はなくたっていい
ぶっちゃけ決まってなくたって良いと思ってます。
社会に出て、圧倒的に関わる人数や情報が変わる。
その中で自分の思いは変化する。
というより変化していかないと対応できない社会になっていると思う。
だから、やりたいことは”今”なくたって、
”今”決まってなくたって良いと思います。
でも、大切なのは「探し続けること」です。
探し続けた先に、きっとやりたいことが見えてくるはずです。
(3)自分のことは自分で決める
みんなが良いって言ってるから、親が薦めるから、先輩が良い人だから...
普通に生きていれば、色んな所から色んな情報が入ってきます。
そして、なんとなく、全てが"確からしく"聞こえます。
なぜ決めきれないのかというと、
①判断軸がないから…(1)の言語化・自覚化
②自分が判断しうるに足る情報(量/質)を取れていないから…情報の取捨選択
だと思います。
だからこそ、「自分に向き合い、考え、行動し続けること」が
大切なのだと僕は思います。
自分とはなにかってやっぱり難しい。
すぐに腑に落ちることは多分ないです。
だからといって、投げやりになったり、何もしないことには前には進みません。
探し続けないと見つからないんです。
自分の人生を切り拓くのは自分以外いない。
誰かに決められた人生なんて、自分の人生じゃない。
本気で向き合った自分にしか見えない世界がある。
自分にしか創れない世界を、僕は創っていきたい。