【映画】LA LA LANDを分析

知らない人はいない「セッション」を監督したデミアンチャゼル監督の「ラ・ラ・ランド」の演出表現を箇条書きで記録。

  • ミュージカル映画

  • 昔の映画っぽい演出(トランジション)

  • ワンカット長回し

  • 照明の切り替わり

  • 会話


冒頭のカフェのシーン

オーディションに向かって急ぐと、コーヒーを持った客にぶつかりシャツが汚れる

オーディション中、迫真の演技の中スタッフが割って入りうまくいかなかったことに。

ルームシェアでパーティの準備

スウィッシュパンの多様

鏡の自分を見てるときにライティングチェンジ

パーティ後の外のシーン

青いライティング

セブの自宅でレコードに録音

レールでセブの顔によって行く→次のシーンへ

季節の切り替わり

テロップを入れる(SPRINGなど)

プールで演奏後のセリフ

「おい始まるぞ」
「あいつは俺に指図できない」
「してたわ」
「いや、させたんだ」

車のキーを取る

「車のキーを取って」
「車種は?」
「プリウスよ」
見るとプリウスだらけ

車を探しに歩く

「あなたって・・・」
「白馬の騎士?」
「キモ男、それよ」
「言うね」

キーを押して車を探すが見つからない

ボタンを押すが見つからない
ダンス後に試しに言われた通りアゴにキーを当てて押してみると車が見つかる

ダンス終わりにキスをしようとする

電話が鳴る

カフェにて

グルテンフリーじゃないから返金してと客に言われる
店長に確認しに行くが別の話をされて忘れる
カウンターに戻るとセブがいて話し込む
グルテンフリーのお客さんに戻るが、返金の確認をしていないことに気づく、
いらだつ客

オーディションの話

有名なドラマの名前を挙げて「もどき」と揶揄するがのちにオーディションに受かったとき、指摘されて例えるドラマを変更する

ジャズの話

この時点ではジャズが嫌いと話すが、セブにジャズの魅力を語られて好きになる。
のちにセブがポップバンドのピアノをやっているのを見て、ジャズをやるように説得する。

なかなか始まらないオーディション

ミアの視線表すように、なかなか始めない審査員の手元のクローズアップ

どこからか聞こえてくるセブが引いていた曲

会食中に曲に気づくミア。徐々にミアに寄って行く。
店内のスピーカーに気づくミア。
音楽に気を取られているミアの視線、スピーカーに寄っていく

店を飛び出していくミア、映画館で一人待っているセブ

セブは管内でもミアを探している。
ミアはセブを探すため、上映中のスクリーンの前に立ち劇場を見渡す
気づくセブ。気づくミア。
席に着き、映画も終盤でゆっくりと手をつなぐ二人。
キスをしようとすると、フィルムが焼けてしまい、館内が明るくなる。

プラネタリウムにて

幻想から戻り、キスをする二人に一気に寄る。
円形トランジションで暗転。
次のシーンもえんけいトランジション始まる。
※昔の映画で良くある演出

車で出かける二人

キスをしながら勢いよく車を走らせる二人。
右折した先は一方通行でバックしながら勢いよく戻ってくる

ジャズバーで演奏するセブ、踊るミア

曲調に合わせたスウィッシュパン

ミアの家でセブがサプライズした後の会話

ミアとセブはディナーをしながら会話する。
チェストアップのカットバック
二人の会話がヒートアップするころ、アップのカットバックになる
会話が終わるころ、かけていたレコードは終わっていて沈黙。用意していたパイが焦げて火災報知器がなる音が響き渡る。

舞台を終えたミア

舞台を終えて楽屋に戻るミア。観客の少なさに落ち込んでいると、舞台を批判する声が聞こえてさらに泣きそうになる。

駆けつけるセブ

舞台終わりに駆けつけるセブ。
ミアを励まそうとするも聞く耳を持たずに去っていくミア。
立ち尽くすセブを引き画で表現。

ミアの実家に行くセブ

実家で夕飯を食べているとセブがクラクションを鳴らす。
外に出ていくミア。
オーディションの話を持ってきたのに受けないというミアに大声を出すセブ。
驚くミア。

セブが実家を知っている理由

図書館の前だから

迎えに行くセブ

時間になっても来ないミア。
セブは諦めて車を走らせた直後、ミアは遅れてやってくる。
コーヒーを買っていただけだった。


ミアはたまたまセブの店に立ち寄る
演奏後何も言わずに立ち去ろうとするが振り返る

ミアとセブは顔を見合わせる

夜景とThe End

昔の映画的演出
円形トランジションで暗転

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