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リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し… もっと読む
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#痛み

痛みの基礎!臨床成績を上げるためのポイント

リハ塾の松井です! 「痛み」って臨床でほぼ必ずと言っていいほど問題点に挙がりますよね。 それだけ大きな問題点ですが、それを解決するのは難しいのも事実。 痛みについて学べば学ぶほど、分からなくなるような感覚にすら陥ります。 今回は急性期〜生活期まで通して経験した僕が、痛みの基礎からスライドにまとめてみました! 痛みについて学びたい、痛みで難渋している症例がいる、分からないことがある方は見てください。 スライドは全部で30枚あります。

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痛みと体性感覚の剥離

リハ塾の松井です! 骨折など急性期の痛みは当然痛いのは患部に問題がありますが、急性外傷などではないのに痛みがある場合、何が原因で痛いのはっきりしないことも多々ありますよね。 例えば、膝OAの荷重時痛、画像検査などで問題がないのに痺れる手指や足趾、ヘルニアや狭窄症などがないのに痛い腰痛、などなど。 痛い部位をマッサージしたり、ホットパックなどの物理療法を行ってもあまり変わらない痛み。 このようなはっきりしない痛みの僕なりのポイントについて解説します。

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痛みを考える際の自動運動と他動運動の違いとは?

リハ塾の松井です! 今回は他動運動と自動運動での違いについて、膝関節の痛みを例に解説します。 膝の痛みと言っても、どんな場面で痛いのかによって原因は様々で、介入も異なります。 そんな時に重要な考察の仕方を解説します!

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痛いから安静を勧めるのは正しいのか?

リハ塾の松井です! 患者や利用者から「ここが痛いんです…。」と言われたら、どのように対応しますか? 「痛いなら今日はリハビリやめておきましょうか。」 「痛みがあるので安静にしましょう。」 とか、このように対応していませんか? 慢性的な筋骨格系の痛みに対して、痛みを伴う運動と痛みを伴わない運動とを比較した調査では、短期的には痛みを伴わない運動の方が少しだけ痛みの改善に効果的だが、中~長期的には差はなく、痛みを理由に運動を中止する必要はないと報告されています(参考文献①)

痛みに対する運動効果と3つのタイプ

リハ塾の松井です! 臨床では痛みが大きな問題点として挙げられやすいですが、痛みに対する有効な介入の1つに運動療法があります。 痛みに対する運動療法に関して、こんな悩みありませんか? ・痛みに運動が良いのは分かるけど、どんな運動を運動を選択したらいいのか分からない ・何故痛みに運動が良いのか説明できない ・とりあえず、痛い部位に関わる運動は行うがそれで良いのか不安 こんな不安を解消すべく、今回は痛みに対する運動療法の効果と運動療法の種類について解説します!

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知っておくべき異常な痛み症状

普段、痛みについて問診する際、どんな風に聞きますか? 表面の痛みですか?深い部分の痛みですか? チクチクしてますか?ズキっとしますか? 鈍い痛みですか?鋭い痛みですか? などなど、痛みの性質や頻度、痛みを感じる部位などを問診で確認することは重要です。 しかし、これを聞いただけで満足して終わっていませんか? 私もそうでしたが、とりあえず聞いてはみるが、結局聞いただけで何にも活かしていないことがほどんどでした。 それは、やはり痛みについての知識が乏しかったから。 痛み

痛みを刺激としか考えないのはやばい!

リハ塾の松井です! 臨床でも多い訴えの1つ「痛み」。 術後の侵襲による痛み、筋スパズムによる痛み、骨折による痛み、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛による痛み、などなど。 一言で痛みと言っても原因は様々です。 私自身そうでしたが、痛みの主な原因は末梢からの「侵害刺激」によるものと思っていました。 ですが、痛みが発現する過程を考えると、原因は何も侵害刺激に限ったことではありません。

肩関節における疼痛の原則!肩甲骨を見ろ!

リハ塾の松井です! 今日は肩関節における疼痛の評価について解説します。 肩関節の疼痛は苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか? 実際、僕もかなり苦手意識が強かったですが、きちんと肩関節の知識を持ってどのように臨床で活かすかを整理するとそこまで苦手意識を持つ必要はないと思っています。 今日は肩関節の疼痛評価を順を追って評価するべきポイントをまとめました。 肩関節に苦手意識を持つ全ての方に読んでほしいという想いで書きました。

身体機能しか見ないセラピストはやばい

リハ塾の松井です! 臨床で色々な症例を担当していると、痛みの訴えが至る所に聞かれ、どこからアプローチしていったらよいか困ることありませんか? 例えば、変形性膝関節症の診断で膝が痛いが、臀部や下腿、肩甲帯など膝以外の部位にも疼痛を訴える場合。 診断名から考えると、当然膝に何かしら問題があって膝が痛いのはわかりますが、ほかの部位は所見上何か診断がつくような状態ではないのにもかかわらず、疼痛を頻回に強く訴えることもあります。 この場合、膝以外の部位に理学療法的な評価で問題点が

肩峰下インピンジメントの原因と評価

リハ塾の松井です! 前回、腱板断裂における病態からの考え方を解説しました。 その中でインピンジメントについての話もしましたが、今日はインピンジメントについてもう少し掘り下げてみます。 インピンジメントで疼痛が起こる原因と対策についてまとめました。

腱板断裂の病態から疼痛を考察する

リハ塾の松井です! 今日は肩関節障害の中から、腱板断裂についてまとめました。 腱板断裂は疼痛が主症状となりますが、疼痛の原因を評価するにはそもそもの腱板断裂の病態について理解する必要があります。 腱板断裂の種類、特徴から考える評価をまとめました。

肩の痛みを大きく変える肩甲骨の動き

リハ塾の松井です! 動かすと肩が痛む、寝てると肩が痛む。 こんな肩の痛みにストレッチや筋トレをしても的外れな場所をすると、あまり効果は得られません。 肩の痛みを何とかするには肩甲骨が重要なポイントになります。 肩甲骨をどうしたらいいのか、一緒に見ていきましょう。

肩関節前方の痛みの評価

リハ塾の松井です! 今日は肩関節の前方に痛みを訴える方に対する評価、アプローチをご紹介します。 よくあるのは、屈曲・外転90°で骨頭と肩峰下でインピンジメントが起こる場合。 ただ、インピンジメントが起こるのも原因は様々なので、そこをきっちり評価しないといけないわけです。 その辺りを考えてみましょう。

母指が肩の痛みの原因かも

リハ塾の松井です! 「肩がズシーンと重い。」 「肩を動かすとコキコキ鳴って痛い。」 このように、肩こりや痛みを感じている方ってかなり多いです。 現代では、スマホやパソコンなど手を使う機会が多いので、当然と言えば当然です。 そんな症状に対して、マッサージや筋力が弱いからと思って筋トレをしても、中々すっきりしないなと感じていませんか? 肩こりに対して色々やってみたけど、あまり変わらないという方は「母指」が原因かもしれません。 肩こりと母指の関係を一緒に見ていきましょう。