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リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し…
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#解剖学

関節拘縮の原因を理解していますか?

リハ塾の松井です! リハビリの目的の1つに「関節可動域制限を改善する」ことが挙げられます。 その先にADL動作を獲得したい、歩行がスムーズになりたい、痛みを改善したいなどなど、様々なニーズがあると思います。 ですが、何となく関節可動域運動をしていても改善しない症例も少なくないですよね。 その場合、何が関節可動域を制限しているのかが曖昧なことが考えられます。 制限の原因が曖昧では可動域制限が改善しないのも当たり前で、改善したいならその原因をまずは把握するべきです。

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臨床で活かせる皮神経の知識

リハ塾の松井です! 皆さんは皮神経まで考えて臨床で評価や介入をしていますか? 皮神経は軽視されがちかもしれませんが、臨床的には皮神経に着目することで痺れや痛みが軽減することもあります。 今日は下肢における6つの皮神経の解剖学をもとに、「あ、ここを走行してるからそこに痛みが出るのか」というような悩みの解決をしてもらえたら良いなと思います。 今日紹介するのは以下の5つの皮神経です。

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骨折における保存療法の考え方とリハビリの関わり方

リハ塾の松井です! 今回はこんな質問をいただいたので、回答していきます! この質問を踏まえて、痛みの考え方、骨折の保存療法の考え方、リハビリの進め方について僕の考え方をまとめていきますね。

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解剖学から神経由来の疼痛を考える

リハ塾の松井です! 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、神経根や末梢神経が痛みなどの機能障害に関与する場合、神経系の解剖学の知識は必須です。 「神経が圧迫されるから痛い」という理解だけでは不十分です。 そのような理解では、結局何となくストレッチして、何となくマッサージして、何となく筋トレして、というような内容で終わってしまいがちです。 そして、患者さんの痛みもあまり変わらないという残念な結果になってしまいます。 そうならないためにも、まずは基本的な神経系の解剖

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骨折の形状別のリハビリにおける注意点

リハ塾の松井です! 急性期の整形病棟で勤務していると、骨折でリハビリのオーダーが出ることは珍しくありません。 大腿骨頚部骨折や転子部骨折、上腕骨頚部骨折、腓骨骨折、圧迫骨折など、骨折による疾患は多岐にわたりますよね。 よくある疾患だけに、慣れてくると「あぁ、大腿骨の頚部骨折ね。はいはい。」といった思考になりがちですが、これは実は危険です。 同じ大腿骨頚部骨折という疾患名でも、折れ方が全く同じ方はいません。 折れ方によってリハビリで注意する点も異なるので、必ず折れ方と

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画像所見の確認の重要性!リハビリに活かすための画像の診方

リハ塾の松井です。 毎年、新人さんの指導を任されていますが、「この方、大腿骨の骨折だけど、どこが折れてるの?」と質問しても、答えられないことが何度かありました。 そもそも、レントゲンやCTを確認していませんでした。 同じ大腿骨頚部骨折という病名でも、折れ方は人それぞれ必ず違います。 なので、「あー、はいはい、大腿骨頚部骨折ね。」と終わらせるのではなく、必ず画像所見はセラピストも確認しないといけません。 確認しないままリハビリを進めると、良かれと思ってやっていることが

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臨床に活かすための腹筋群の解剖学

リハ塾の松井です! 腹筋群って腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋などたくさんありますが、実際、どれをどう鍛えていけばいいのか、どれが重要なのかわかりますか? 解剖学的な特徴を見てみると分かることも多く、普段の生活や臨床での疑問が解決することがあります。 今回は、正しいかどうかは別として、あくまでも僕の考えとして、解剖学的な視点から見た腹筋群について解説します。

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鼠径痛の評価と考え方

リハ塾の松井です! 今日は下記の質問をいただいたので、そちらを回答していきます! 僕もデイサービス勤務だったので、レントゲン所見がない不便さはよく分かります。 なので、おっしゃる通り、セラピストの整形外科テストや触診の知識、スキルは必須になります。 大きく分けると、軟部組織性の鼠径部痛と骨性のインピンジメントによる鼠径部痛に分けられると思うので、そちらに関して両者の違いと評価について解説していきます。

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姿勢から問題点、運動療法を考えられるようになろう

リハ塾の松井です! 今回は以下の代表的な3つの不良姿勢について、それぞれ掘り下げてみます。 これらについて理解を深めると、より立位でのリハビリの幅が広がり、やるべきことが明確になるはずです。 実際にご自身が担当している患者さんや利用者さんはどの姿勢タイプか?何が問題か?それに対して何ができるか?を考えながら読み進めてみてください。

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神経の構造、病態を理解し末梢神経障害に対する苦手意識を払拭する

リハ塾の松井です! 臨床でよく遭遇する神経障害の1つが坐骨神経痛です。 ですが、よく聞く名前ではあっても、何となくストレッチしたり体幹トレーニングしたりしていませんか? 何となく苦手意識があるかもしれませんが、その理由の多くは知らないだけです。 坐骨神経痛のような末梢神経障害は、どこで、何が、どうなっているのかを知れば最初ほど苦手意識はなくなります。 今回は神経構造の基本からおさえ、症状の改善に繋げるには何を考えたら良いか解説していきます!

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円背だから痛いのは違う

リハ塾の松井です! 今日はこんなご質問をいただきましたので、これに関して回答します。 個人的には、円背だから痛い、円背ではないから痛くないというよりは、何故痛みが起こっているのか?に焦点を当てるべきと考えます。 円背が前提にあると、円背を改善すれば痛みも改善すると考えてしまう恐れがあります。 質問にあるように、円背だから痛い、痛くないというわけではないので、円背も1つの要素として頭に置きつつ、痛みに焦点を当てて考えてみましょう。 先に質問に答えると、僕の考えとしては

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神経障害性疼痛の病態を考える

リハ塾の松井です! 今回は末梢神経障害に関して、こんな質問をいただきました。 神経障害と聞くと、それだけで難しそうなイメージがあって嫌だなと思う方も少なくないかもしれません。 ですが、嫌だと思う拒否反応を起こす理由の多くは、知らないだけです。 末梢神経障害は、どこで、何が、どうなっているのかを知れば最初ほど苦手意識はなくなると思います。 今回は基本からおさえて、症状の改善に繋げるには何を考えたら良いか解説していきます!

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立位での評価・運動療法【ベッドが空いてなくても困らない】

リハ塾の松井です! 普段の臨床で患者さんをリハビリ室に連れてきたら、とりあえずベッド探して臥位にさせて、マッサージしたりROMexしたりしていませんか? そのようにしている方は、ベッドが空いていないと困ったなと思うことがあるかもしれません。 でも、ちょっと待ってください。 ベッドが空いていなくても、臥位にできなくてもできることはたくさんあります。 逆に、そもそも臥位でリハビリする必要が本当にあるのか考えてみてほしいのです。 そこで、今回はベッドが空いていなくても困

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「胸張って歩きましょう」って本当に正しい?

リハ塾の松井です! 「胸を張って歩いてください。」 歩く時にこのように意識している、または指導されることありませんか? 背中が丸まっているより、伸びている方が当然姿勢もきれいに見えますよね。 しかし、見た目はきれいに見えるかもしれませんが、背中に痛みやこりを感じてしまったり、腰や膝にも負担となってしまう場合もあります。 実は胸を張る前に意識するポイントがあります。

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