骨折における保存療法の考え方とリハビリの関わり方

リハ塾の松井です!

今回はこんな質問をいただいたので、回答していきます!

<ご質問内容>
80代後半の入所者についてです。
大腿骨頸部骨折を受傷して、高齢という事と呼吸器疾患があり、保存療法の方がいます。
受傷してから9ヶ月経っています。
受傷時から強い痛みがあり、徐々に軽減していますが、下肢を動かすと強い痛みがあります。
痛みの原因で考えられるものや骨折部はどういう状態だと想像できるかが知りたいです。
股関節の拘縮も出来てしまい、痛みのない範囲内で関節運動をしてますが、どういうリハビリの進め方が正しかったのかとても悩んでいます。

この質問を踏まえて、痛みの考え方、骨折の保存療法の考え方、リハビリの進め方について僕の考え方をまとめていきますね。

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