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リハ塾マガジン

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#機能解剖学

円背の攻略法

リハ塾の松井です! 高齢者に多い身体的な特徴の1つに「円背」があります。 円背が強いせいで上手く起立できない、歩けないという方も少なくはありません。 僕自身、円背の方に何ができるだろうか?と悩んだこともたくさんあります。 そんな経験も踏まえ、今日は円背をテーマに身体機能、能力的にどのように介入していくべきなのかをまとめました

膝蓋骨を評価する臨床的なポイント

リハ塾の松井です! 膝関節の動きには、大腿骨・脛骨・膝蓋骨(腓骨)が主に関わります。 膝関節のROMを一生懸命しているのは周りでも見かけますが、膝蓋骨の可動域にアプローチしているのは少ない印象です。 でも、個人的には膝蓋骨にこそまずアプローチしてほしいです。 そんな膝蓋骨のアプローチにおける臨床的なポイントを解説します。

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股関節内旋を引き出す方法

火曜日ライターの松井です! 今年はGWの連休も自粛ムードなので、何をして過ごそうか悩んでいる方も多いのでは? これを機に僕はたまりにたまった本を読もうと思います。 実際は連休なんてないので、結局読めるかどうかわかりませんが。(笑) 最近興味あるのは、筋トレ、ランニング、呼吸、マーケティング関連の本です。 これ系の本で持っているけど読めていないのも多いですが、お勧めがあれば是非教えてほしいです! さて、臨床において股関節が外旋し、内旋制限を呈している症例多いですよね。 内

棘上筋・棘下筋の特徴と具体的な評価方法

リハ塾の松井です! 肩関節の安定化に関わるのは、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋の4つの腱板筋群です。 この中でも、棘下筋は肩関節挙上中常に働き、挙上角度が大きくなるにつれて働きも強くなっていきます。 対して、棘上筋は一定の角度まで働きが強くなっていくものの、途中からはむしろ働きが弱くなっていきます。 今日は棘下筋と棘上筋の働きの強さ、弱さと臨床でのポイントを解説します!

棘上筋の機能解剖から考える評価と外旋筋群との関連

リハ塾の松井です! 腱板筋群が肩関節の安定化に関わるのは周知の事実ですが、腱板筋群の1つである棘上筋の作用ご存知ですか? 教科書的には外転、外旋という認識でしたが、実は「内旋」へ作用します。 挙上角度の変化によって外旋の作用も有しています。 これは棘上筋と骨頭中心との位置関係から考えられることです。 今日は、この辺りの解説と臨床での活かし方について解説します。

肩関節包と上腕靭帯の臨床的な考え方

リハ塾の松井です! 今日は肩関節における関節包、関節上腕靭帯の臨床的な捉え方について解説します。 肩関節は筋肉で考えても、小さい筋肉が多数付着しており、臨床的にも難しい関節の1つと思っています。 筋肉ならまだ良くても、靭帯や関節包となると途端に苦手意識が強くなる方も少なくないのではないでしょうか。 そんな関節包と靭帯について、なるべく分かりやすくまとめてみました。

評価を再考しよう!大殿筋の特徴から当たり前を疑う

火曜日ライターの松井です! 今、小学生が最もはまっているゲームらしい「Fortnite」をやり始めたのですが、小学生じゃなくてもはまってしまいます。(笑) ソロプレイやチームプレイなど色々あるみたいですが、100人でよーいドンで銃などを駆使して撃ち合い、最後の1人になるまで続けるというゲームです。 物陰に隠れたり、自分で壁を作ったりもできて、如何に相手に見つからず、撃たれずに生き残るかがワクワクしますね! 始めたばかりですが、ほぼ毎回上位10~20位以内に入っているのは上

知識を臨床に活かす!多裂筋の運動療法

リハ塾の松井です! 今日は体幹筋群の中でも多裂筋に着目して、機能解剖、運動療法について解説します。 多裂筋は体幹筋群の中でも、いわゆるインナーマッスルに分類され、表面からの触診は困難で、あるとは分かっていてもいまいち走行や作用がイメージしにくい筋肉です。 だからこそ、機能解剖学やどんな運動で働くのかを理解しないと臨床で多裂筋に対してアプローチすることはできません。 今日はその辺りを解説していきます。

内腹斜筋の3つの繊維と機能的役割

リハ塾の松井です! 体幹筋群は多くありますが、ローカル筋とグローバル筋に分けられます。 ローカル筋はいわゆるインナーマッスル、グローバル筋はアウターマッスルを指します。 グローバル筋に分類される「内腹斜筋」ですが、グローバル筋の機能としては筋肉のサイズが大きいため、関節(主に脊柱)を動かすことが役割です。 ですが、内腹斜筋は3つに分けることができ、それぞれ走行が違うため、作用も異なります。 今日はその辺りについて解説します。