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リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し… もっと読む
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#運動療法

運動療法における拮抗筋の捉え方

リハ塾の松井です! 今日は体幹と骨盤運動に関わる筋群から、運動療法に活かすためのポイントを解説します! 体幹、骨盤付近に付着する筋群は、視点を変えると拮抗筋の関係にあります。 一般的に拮抗筋と言ってイメージするのは、上腕二頭筋と上腕三頭筋、内転筋と中殿筋のような、前と後ろ、内と外のような位置関係と作用が反対の筋肉というイメージではないでしょうか。 ですが、体幹と骨盤付近の筋群には、同じ前面、あるいは後面であっても拮抗する作用がある場合があるので、運動療法を考えるにはか

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大殿筋に対する運動療法のコツ

リハ塾の松井です! 股関節において、殿筋群は股関節伸展可動域を作るために重要です。 高齢者が多い臨床場面では、退行性の変化や個人が持つ様々な既往歴によって、股関節は屈曲し伸展制限を呈している場合が多いです。 これは皆さんよく経験されているはず。 特に股関節の術後や腰痛を持つ症例では股関節伸展可動域を作るために、殿筋群の活動は重要で、中でも面積が大きい大殿筋の活動は重要となります。 そこで、今日は大殿筋に焦点を当て、大殿筋の活動を高めるにはどうしたらいいのか、運動療法中

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ストレッチポールを使った運動療法のメリットと実践

リハ塾の松井です! 皆さんは運動療法を指導する際、道具を効果的に使っていますか? 周りを見ると、意外と何も使っていない方が大多数なのですが、道具を使えば使わないよりも効果を高くすることもできます。 そこで、今回はストレッチポールを使った運動療法を紹介していきます。 これを機に今までストレッチポールを使えていなかったなーという方は一度使ってみることをお勧めします!

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自主練習を継続してくれない3つの要因

リハ塾の松井です! 僕は普段、外来リハビリも担当していまして、自主練習を指導することがよくあります。 外来でなくても、ある程度症状が落ち着いていて、自主練習もできる方には入院のリハビリでも指導することがあります。 自主練習を指導したことのあるセラピストならあるあるな悩みかと思いますが、「自主練習をしてくれない」という悩み。 これって患者さんが悪いのでしょうか? セラピストが工夫できることはないでしょうか? 運動器はもちろん、脳血管や内部障害に対するリハビリでも運動療

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運動療法で寝返りをすることのメリット

リハ塾の松井です! 今日は寝返り動作の重要性について解説します。 寝返り動作は生活する上で誰もがする動作です。 なので、寝返りできない方はリハビリで練習することもあると思いますが、既に寝返り動作ができる方にはリハビリとして寝返り動作をすることはあまりないのではないでしょうか? ですが、寝返り動作を自立させるためではなく、身体機能面で見ても寝返り動作は有用な運動療法になるということをお伝えします。

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運動療法を指導するための7つのポイント

リハ塾の松井です! セラピストであれば、運動療法や自主練習で方法を指導する場面って必ずありますよね。 この時に何を意識して伝えていますか? 伝えたつもりになっていて、実は伝わっていないなんてことありませんか? 運動の回数? 運動量?頻度? それも大事ですが、こちらの意図が相手にどれくらい伝わっているのかが一番重要です。

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体幹の運動療法【汎用性のある7つの運動療法を紹介!】

リハ塾の松井です! 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症など、脊柱疾患を診る機会が増えたので、改めて体幹の運動療法について考えてみました。 僕が体幹の運動療法を行う際、どのような点を意識しているのか、どのような点に注意しているのか、どんな運動療法を行うのか。 これらについてまとめてみました。 僕は急性期の病院勤務なので、必然的に対象は高齢者が多くなりますので、それを前提に考えています。

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肉離れ後のリハビリ【急性期~競技復帰】

リハ塾の松井です! 今日は下記の質問をいただいたので、これに答えていきます! 僕自身は普段高齢者のリハビリがメインなので、スポーツをする、アスリートのリハビリに関わった経験は少ないです。 ですが、肉離れも筋骨格系の障害なので、基本的な急性期の対応や段階的な運動療法など、基本的な部分は同じだと思っています。 また、ボディワークも好きでよく自分でやっているので、その辺りの考え方も活かせると思います。 なので、今回は腓腹筋肉離れ後の急性期~競技復帰までの考え方、運動療法の

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OKCとCKCの違いを理解して臨床へ活かそう

リハ塾の松井です! 今日はご質問をいただいたので、それに対する回答を記事にしました! 臨床では、CKCあるいはOKCの運動療法を実施することがありますが、それぞれの関節動態の違いを知っておくと、運動療法を指導する時に役立ちそうですよね。 ただ、関節によって違いますし、範囲が広いのでこと細かにお答えはできませんが、可能な範囲で解説します。

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運動による鎮痛効果を狙うには強度と頻度がポイント

リハ塾の松井です! 痛みはリハビリにおける大きな問題点の1つです。 ですが、中々改善しない痛みも多く、そんな痛みにセラピストは日々頭を悩ませているのではないでしょうか。 一方、侵害受容性疼痛や神経障害性疼痛などあらゆる痛みに対し、運動は効果的な手段の1つとされています(参考文献①)。 ただ、痛みに対して運動は効果があると言っても、どんな運動が効果的?どれくらいの強度?量?頻度?など、実際に運動を指導するにあたって疑問はあるかと思います。 今回は、運動における鎮痛効果

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【動画】膝OAに対する徒手アプローチ

リハ塾の松井です! 膝OAは臨床でも担当する機会が多く、新人でも若手でも担当する機会はあると思います。 膝OAと言えば、膝の内反変形が多いですが、運動療法だけしていても中々効果が出ないこともあります。 個人的には、徒手アプローチで外反方向への運動をしやすくした上で運動療法を進めていくのが良いと考えています。 変形は程度に差はありますが、病院で担当するような膝OAの内反変形は徒手でアライメントを修正できるレベルではないことがほとんどなので、あくまでも運動療法のための補助

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運動療法前に必要なある準備とは?

リハ塾の松井です! 痛みや機能障害は、関節モビライゼーション、筋膜リリースなど、徒手療法も良いですが、それだけでは絶対に機能障害は良くなりません。 徒手療法によって獲得した関節可動域や筋力などを活かせるように運動療法が必須です。 ですが、運動療法を行う前に知っておくべきことがあります。 ここをおさえずにいきなり運動療法を実践し、失敗してしまう方も多いです。 実際僕も昔はよく知らないまま運動療法を実践していたので、良くするためにやっているのに、全然良くならないばかりか反

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痛みに対する運動効果

リハ塾の松井です! 臨床では痛みが大きな問題点として挙げられやすいですが、痛みに対する有効な介入の1つに運動療法があります。 痛みに対する運動療法に関して、こんな悩みありませんか? こんな不安を解消すべく、今回は痛みに対する運動療法の効果と運動療法の種類について解説します!

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膝OAの運動療法を論理的に考えられるようになろう

リハ塾の松井です! 膝OAは新人のセラピストでも担当する機会が多いですが、個人的には難しい疾患であると思っています。 難しい理由としては、シンプルな筋骨格系の問題だけではなく、神経障害性疼痛や心因性疼痛といった他の問題からくる痛みも混在しているからです。 ただ、それらの面を評価、介入できることも大事ですが、そもそも筋骨格系の問題を適切に評価、介入できていないとリハビリの効果は上手く現れません。 そこで、今日は筋骨格系の問題に焦点を当て、膝OAの筋骨格系の問題を整理し、

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