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リハ塾マガジン

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2020年10月の記事一覧

後方重心で起立できない場合に見るべき2つのポイント

リハ塾の松井です! 職場で起立時に後方重心になっていて上手く起立に繋がらない症例に関して検討する機会がありました。 そこで今日は、何故後方重心になってしまうのか?後方重心にならないためには?という点について考えてみたいと思います。

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上肢の振りから歩行を考えてみる

リハ塾の松井です! 歩行と言うと、どうしても下肢に着目しがちですよね。 下肢以外でも体幹までしか考えていない場合が多いのではないでしょうか? ですが、私たち健常者の歩行では、下肢の振り出しにあわせて反対側の上肢の屈曲(同側上肢の伸展)も起こっています。 高齢者の歩行を見ると、以下のような特徴があります。 ・腕の振りが小さい、あるいはほとんど認められない ・腕の振りに偏りがある また、脳卒中患者ではウェルニッケマン肢位が有名ですが、歩行時においても上肢が屈曲パターンに

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痛みを考える上で知っておきたい3つの種類

火曜日ライターの松井です! 本日のPhysio365ラジオはこちら! 痛みに対して何となくマッサージしかできない…。 余計に痛みを強くしてしまった…。 何で痛いのか全然分からない…。 臨床でこんな悩みありませんか? 臨床では痛みの訴えを多く聞きますが、僕自身、若手の頃はどう対処していいのか分からないことも多く、結局何となくマッサージしかできていませんでした。 ですが、痛みの種類を3つに分けて考えてみると、それぞれにどう対処していいのか明確になるので、対応できる痛みが増

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座位から体幹機能を賦活させる骨盤帯への介入

リハ塾の松井です! 体幹機能は歩行、起立、リーチ動作など、各種動作において重要な機能なのは言うまでもありません。 また、体幹機能が土台となって、上肢のリーチや下肢の振り出しなど、上下肢の筋出力が発揮されるため、体幹機能が機能的に働くことは必須です。 そんな重要な体幹機能を座位から高めるための介入方法を今日は考えてみましょう。

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歩行分析における3つのポイント

リハ塾の松井です! 歩行は誰もが臨床で悩むポイントですよね。 学生の頃から就職して若手の頃も歩行分析は苦手でしたが、あるポイントをつかむと以前よりは難しく考えることなく歩行分析できています。 これさえしとけば問題ない!というような万能なポイントではないですが、臨床においてはとても重要なポイントだと思っているので、是非参考にしてもらえればと思います!

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脳卒中における歩行の考え方

火曜日ライターの松井です! 本日のPhysio365ラジオは下記からどうぞ! さて、病院時代は整形外科疾患をメインに担当していましたが、老健勤務になってからはどちらかと言うと、脳卒中の症例を担当することが増えました。 今までも全く脳卒中を担当しなかったわけではありませんが、担当する機会が増えたので、自身の復習もかねて、脳卒中における歩行の考え方を持論もふまえて解説します。

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臥位では膝伸展制限がなくても立位では制限が出現する理由

リハ塾の松井です! 臨床では膝OAなどの膝の可動域制限をきたしうる背景がある方はもちろん、そうでない方でも膝に可動域制限をきたしている場合が多いですよね。 屈曲、伸展どちらも大事なのですが、伸展の制限がないことの方が僕は大事だと考えています。 そのためには、膝の伸展制限を起こしている原因を細かく評価しないといけません。 例えば、臥位や座位ではしっかり伸展できているのに、立位になると屈曲位になってしまう方いませんか? この場合、筋力的な問題もありますが、もしかしたら伸展

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足底腱膜の痛みはアーチの評価が重要

リハ塾の松井です! 足の裏が痛い、いわゆる足底腱膜炎ですが、そんなにメジャーな症状ではないですが、経験的には思ったより多いです。 そんな足底腱膜の痛みは、「足のアーチ構造」が鍵を握ります。 健常者でも病院や施設でリハビリしている方でも、アーチ構造が崩れている方は多いです。 むしろ、完璧に偏りなくアーチが機能しているという方のほうが少ないと思います。 足部は細かく、見る部分も多いですが、内外縦アーチと横アーチの3つは最低でもおさえておくことが大事。 今日はアーチ構造と足

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簡単じゃない?足関節背屈の正しい引き出し方

火曜日ライターの松井です! 本日のラジオはこちらです、良ければ隙間時間に聞いてみてください! さて、足関節の背屈ROMをやってくださいと言われると、「なんだ、簡単でしょ。」と思う方もおられるかもしれません。 普段皆さん何気なくやっていると思いますが、僕は難しいと思っています。 正しくできていると思っても、代償動作が入っていたり。 でも、よく見ないと代償動作も分かりにくかったり。 何事もそうですが、一見できていると思っても深く掘り下げようと思えば、どこまででも深化できま

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筋肉の痛みを4つに分けてみた

リハ塾の松井です! 臨床では痛みを訴える症例に数多く出会うと思います。 それぞれ痛みの原因は異なるはずですが、セラピストとして介入するものとして多いのが「筋肉」に対する介入ですよね。 今日は、そもそも筋肉によって痛みというのはどういう状態?ということを考え、筋肉によって起こる痛みを4つに分けてみました。

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末梢性感作と中枢性感作の関係を4パターンに分けて考えよう

リハ塾の松井です! 前回の記事で、痛みには主に侵害受容性疼痛、侵害可塑性疼痛、神経障害性疼痛の3つあると解説しました。 これらを踏まえて、末梢神経と中枢神経の関係を考える必要があります。 何故なら、痛みを認知する時は、末梢神経だけが興奮する場合、中枢神経だけが興奮する場合、両方が興奮する場合など、両者の組み合わせでパターン化されるから。 これも併せて理解しておくと、痛みに対する理解がぐっと深まります。

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痛みを起こす3つの要因

リハ塾の松井です! 臨床でよく遭遇する問題として、「痛み」があります。 痛みのせいで筋力が発揮できない、可動域制限がある、ADLに制限があるという方はかなり多いはず。 そんな痛みに対して、〇〇筋が~、〇〇関節が~とだけ考えて介入していても上手くいかない場合も多いです。 もちろん、それも大事なのですが、痛みを作る問題はそれだけではないということを認識しておく必要があります。 今日は痛み起こす要因として大きく分けた時に考えられる3つの要因について解説します。

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上肢における肘の影響と制限の考え方

火曜日ライターの松井です! 今週からphysio365では、ライターそれぞれが今週の学び、気づきを音声でお届けします! 短くサクッと朝の通勤時でも聞けるようになっていますので、気軽に聞いてみてくださいね! プライベートでは相も変わらずNoCode、コードを書かないツールを使ったアプリやホームページ作りをしています。 何でこんなことをしているかと言うと、単純にプログラミングを勉強している延長という意味もありますが、病院や施設での日々の仕事における業務改善のためのツールもあ

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離床目的の車いす座位は本当に効果的か?

リハ塾の松井です! 病院で勤務していた頃は、少しでも離床時間を確保するためという名目で車いす座位でナースステーションにずっと座っている患者さんが多くおられました。 確かに座位になることのメリットはあります。 ですが、メリットばかりではないことを認識して、セラピストとしてデメリットも考えた上で座位を提案すべきです。 今日は長時間の車いす座位によるデメリットを考えてみました。

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