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THE BLUE HEARTS の『青空』を今こそ聞こう

ついこの間までSNSは『誹謗中傷』
についての意見や情報で溢れていた。

けど今は『差別』についての意見が
溢れている。

私はこの記事で『差別をなくそう』と
自分の意見をツラツラと述べていくつもりでは
なくって。

こんな時に私に何ができるかな。
今この世界で必要なことって何かな。

と考えてみた。

今きっとこんな事が起こっているのは
『みんな同じ』ということが分かっていない
人が沢山いるからなのじゃないかなと。

こんな時は世界が一つになれる何かが
必要なのじゃないかなと思った。

じゃあその世界を一つにする何かって
なんだろうか。

そんなもの本当に存在するのだろうか。

ボーッとしながら考えてたらふと思った。

『音楽じゃないか?』

世界を一つにするのは音楽だと思った。

どんな音楽が流行っているのか、人気なのか
それは国によって、地域によって、自分の属する
集団によって、個人によって違う。

けど、音楽は世界中どこに行ってもある。

ビルが立ち並ぶ超先進的な都会にも。
山の奥の民族集団の中にもある。

音楽でなら肌の色も生まれたところも違う人たち
と1つになれるのではないかと思った。

私は生まれてから今日この日に至るまで
差別をされたと感じたことはない。

けど、自分がこれから先差別をされない
なんて言い切れないわけで。

海外に暮らすこともあるかもしれない。
そうしたら、自分が『差別される側』に
あっという間になってしまう事だってあり得る。

そんな時に落ち込んでしまうんじゃなくて、
怒りに任せてしまうんじゃなくて、
そんな喜怒哀楽の感情なんて全て忘れて
1つになれるような音楽を奏でてやれたら
かっこよくない?

それくらい音楽には強い強い力がある。

と私は感じる。

この騒動が起こる前からずっと
好きだった曲がある。それが
『THE BLUE HEARTSの青空』という曲。

差別に対する曲。
初めて聞いた時ゾクゾクした。

『生まれたところや、皮膚や目の色で
 一体この僕の何が分かるというのだろう』

という歌詞。

そりゃそうだ。そんな事で私のことが誰かに
分かるわけがない。分かってたまるか!!!
という気持ちが自分の中から湧いてきた。

皮膚の色が違うだけで平等な扱いを
受けることができない人たちがものすごく
悔しくて悔しくて悔しくてやりきれない
気持ちになるんだろうなと思う。

私なんかが分かったように語っていいのかどうか
迷ったけど、私は語らなければならないとも
思った。

みんなにとっては海の向こうの遠くの話かも
しれない。けど、明日自分のことにならないって
言い切れる?

そんな時に、怒りや悲しみに囚われず
音楽で何かを伝える人、音楽でわかり合おうと
する人。

そういう人が沢山、沢山増えてくれたらなと。

私ができることなんてこの素晴らしい曲を
みんなに聞いてくれ、聞いて考えてみてくれ
と言うくらい。

偽善者なのかもしれないけど、何もせずに
偽善者をバカにしているやつより私はマシだ。

この記事を読んでくれた人、ぜひ
URLを貼っておくので聞いてください。

聞いて少しだけ今戦っている人達に
思いを馳せて欲しいです。



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