いつまでも胸にずきんと刺さっている出来事たちを、幾層にも重なった時間のちからであま~く”時効”に仕立て上げたいという試みです。すぐ乗り越えたやつも、そのうち加わるかもしれません。
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#エッセイ
スラグティーパーティーへようこそ
私はよく近しい友人から「性格が悪い(笑)」と言われることがあり、同時に広く一般的な評価としては「いい人すぎる」とまで言われることも多く、その共存状態でティーンごろからやってきた人間です。
小学校の通信簿では「器用貧乏」と書かれ「短所は八方美人であること」とも担任に言わしめた私は、大学時代のサークルのキャッチコピーでも「性善説」という半ば思想のアウティングのようなことをされるまでに至りました。
こ
人には人のコーピングメソッド
今日、職場の先輩がプライベートのことでちょっと余裕が無さそうだった。そんなことって誰にでもある。
でも、その先輩、先輩のさらに上司にあたる人には、機嫌良く接していた。きっと上には気を遣って最低限のトーンを保っていたんだろうけど、「あれ、自分が何かしたのか?」と不安になって、いや何もしてないしな…と自問した。
そんな時、ひょこりと胸の奥で顔を出す傷がある。
中学の時の、とても仲の良かった友人の話で