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ひと月ごとでふり返る「2023年 写真月記」

雪ではなく雨が降る12月。
北海道でまだ10℃以上もあるなんて珍しいんじゃない?
そんな話をする朝を今日も迎えました。

暖かい日が多いし、あっという間に季節が移ろいで行くので、まだあの暑かった夏を引きずっているような感覚。

あっという間だった今年一年、どんな写真たちを残したのかな…
と1月から毎月のカメラロールを改めて眺めてみることにしました。

前回のnoteに、デジタルカメラは撮り過ぎてしまう、と書きましたが、パシャパシャと撮ったはずの写真たちも、1枚1枚振り返ってみるとその時のことがちゃんとよみがえってくるもので。

よみがえってきて、少ししみじみするくらいちゃんと心に残っていることにホッとしました。

「noteにも記録できるように撮っておこう」と、カメラを構えることは何度もあったのに、その大半はそのままにしてしまっていることが頭の端っこに引っかかっていました。
なので、今年のひと月ごと、写真に撮っておいたことを記録として書きたいと思います。

月ごとの記録だから、日記ではなく「月記」。

12月になって纏めてなんて、サボっていて終わりが近づいて焦って書く夏休みの日記の宿題みたいですけど。笑

2023年 1月

我が家に初めての二眼レフフィルムカメラをお迎えしました。

フィルムを現像に出しに行きつけのカメラ屋さんへ行った日、いつも通り中古商品棚を眺めて帰ろうとしたら、この Minolta Autocord が目に留まりました。

良心的な値段で、お店のおじさんもいつもの感じで淡々と激推ししてきたのですが、1度欲しい気持ちを家に持ち帰ることに。

Minolta Autocord はこれまでも幾度かはカメラ屋さんに並んでいるのを見ては見送っていたカメラ。
中判フィルムカメラは夫がハッセルブラッドを持っているので、「あとは二眼レフも欲しいね」と前に話していたこともあったんですよね。

「いいよね、あれ綺麗だし、安いし」と帰りの車の中でも、家に帰っても、もう買う理由しか言わない私。
カメラ好きの夫が反対するわけもなく、むしろ一緒に使い方を調べたりして、再びカメラ屋さんに戻ることとなりました。

1月半ば

海辺のコーヒー店へ行きました。砂浜にはうっすら積雪。
水面のキラキラは夏とはまた違う。
ギラギラではなく柔らかくてキラキラ。

毎回違うヴィンテージの食器でいただくコーヒー。
この日はいつか使ってみたいと思っていたARABIAのクイストゴーレリーフのカップ&ソーサーで幸せ。

女性の店主さんが毎回ネルドリップで丁寧に淹れてくださるのです。

海と空の変化はぼんやりずっと見ていられる。
じっと停泊する貨物線や波に揺られぷかぷか浮かぶ海鳥。
刻々と変化する雲と陽射し。
自然に変化する自然は本当に面白い。

お店を後にして、目の前の海岸へ。

Minolta Autocordを連れ出してお出かけしたのはこの日が初めてでした。

ウエストレベルのカメラからの景色はなんだか映画の中みたい。

PM 3:00
雪は少なめで、それほど寒くなかった気がします。


その Minolta Autocord のファーストロール。

コーヒー店、綺麗に撮れていました。

海辺の風景はざらついた写りがレトロ感たっぷり。
これはこれで好きな感じ。

1月後半

結構雪が降って積もりました。

早朝の大沼公園に行ったのはこの時。

凍った湖面に寝転んだり雪を投げたり、思い切り冬を体感してはしゃぐ友人。パウダースノーは気持ち良いね。

北海道らしい雪景色、お正月の朝のお雑煮、初詣、夫や友人とカフェに行ったこと。

本格的な冬を迎えるとなると、グレーの空と吹雪と雪かきと大変なこともあるけれど、こうして残している写真は色とりどりで、普通に暮らしていることで感動したり、心がぼかぼかしたり充実していました。

そんな中でも、1月で一番心踊ったのは?と聞かれたらMinolta Autocord との出会いかな〜。やっぱり大好きなフィルムカメラを新たにお迎えした時の高揚は特別⭐︎


こんな風に日記ではなく2023年の月記を写真とともにのんびりと書いていこうかと思います。

もう今年も僅かなので、書き終えるのは2024年になってしまうかもですがマイペースに書きたいと思います。



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