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本を読まない読書会って?

こんにちは!
壬萃(じんすい)です。



11月になりましたが
みなさんいかがお過ごしでしょうか。



わたしの方は、おかげさまで元気にしています。
夏に体調を崩してから
自分を整える時間を大事にするようになり、
仕事もしつつ比較的ゆったりと過ごしています。




昨日は、初めての試みで
『本を読まない、しつもん読書会』
なるものを開きました。


四柱推命もリーディングも料理もない、
フラットなお茶会って
もしかしたらはじめてかもしれません。

Beforeの写真。これからどんなことが始まるのか、少し緊張している様子の4人。




しつもん読書会とは


しつもん読書会とは、
いくつかの質問に答えて、その質問の回答をお互いに発表し、シェアする読書会です。


本を読む時間はなんと、5分!
それもパラパラとめくる程度でほとんど読みません。




『読書会』と言うくらいだから、課題図書をあらかじめ読んできたり、みんなで本を広げて読み合わせの時間があったりするのかなと思っていたのだけど、


『しつもん読書会』って、読書会なのに『本を読まない』の?!
面白そう、めっちゃ興味ある!!



と思い、


まずは本を取り寄せてやってみることにしたのです。


こういう、自分の思い込みの枠が外れることにすごくワクワクするわたし。「やってみないとわからないことは、やってみないとわからない」という、人生=人体実験タイプ。




でも、会を進行する本人が
どんな終着点に向かっているのかはっきりとはわかっていないっていうのも
ある意味斬新ですよね…(笑)。





そもそも本を読む目的は何?


みなさんに聞きます。

そもそも読書の目的って一言で言うと何でしょうか?




人によって様々な答えがあると思いますが、
わたしにとっては
「『刺激』を得ること」
です。




その本の中のエピソードに励まされたり
ワンフレーズでも心に残ったり
自分にプラスになる影響を得ることができれば、最後まで読まなくても
その本はもう十分、目的を果たしている
と思うのです。



これまでのわたしは、「読み始めた本は最後まで読まなければ」と思いがちだったのですが、
「刺激を得る」という目的から考えれば、
本を全部読み切ることはどうでもいいことなんですよね。


大切なのは、その本を通じて
自分に何らかのいい変化がもたらされること。


しつもん読書会は、
本をツールに「学ぶ」読書会なのです。




しつもん読書会のルール

しつもん読書会には3つのルールがあります。

それは

  1. どんな答えも正解

  2. 答えがすぐに出なくてもOK、無理に書かなくてOK

  3. 他の人の答えに耳を傾け、拍手で承認する

というもの。


このルールがあることで、
参加する方にとって安心・安全な場になります。




本を前に想像力をふくらませ
自分の感じていることを書き出します。

もくもくと書いていく。


お互いに書き出したことを読み上げて
着眼点の違いに刺激を受けたり
人の意見でいいな、と思ったものを
自分のところに書き足したり…

みんな真剣でいい顔してた。

みなさんが本をきっかけに、自分の中の思いや感覚がどんどん引き出されていき、書き留めたり言葉にすることで、自分と一致していく姿がとっても素敵でした。




読書会が終わったみなさんの晴れやかな顔!

なんか、みんなツヤツヤしてるね♡
アウトプットの威力、おそるべし…


ご参加いただきありがとうございました!




ファシリテーターとしての気づき


ファシリテーターという進行役をやってみて
わたしの方も大きな気づきがありました。



それは、
「考える、気づく力は自分の中にちゃんとある」
ということ。



自分で考えて、答えを見つけようとする力が
人にはあらかじめ備わっている。

そして、自分から紡いだ言葉を目にしたり
耳で聞くことで
自分自身の感覚や思いの存在を改めて確認し、
気づきや発見が促される…

自分の言葉でアウトプットするって
自分を知ることで、とっても大事なことなんだなと改めて思いました。


そして、もうひとつ気づいたのは
安全で安心できる環境を作り出すことの大切さ。


この場では、どんなことを発しても大丈夫なんだ
という安心感が、
自由な発想を生み出す土壌になるし、
参加者のみなさんの気づきや発見を促せるんだということを改めて実感しました。




ファシリテーターとしての役割は
『どんな思いも受けとめる』という覚悟をして
『その場にいること』

講座やセッションでも意識しているところですが
自分に対しても、もっと、どっしりおおらかにあろうと思いました。



読書会、やってほしい!って人は
まだ数冊本ありますので、直接ご連絡くださいね。



お読みいただきありがとうございました。


ではでは〜!

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