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家紋と血筋の話。

昨年の秋分の日におじいちゃんと繋がって
それ以来わたしにとってのスピリチュアルって
御先祖の存在がなくてはならない感じになりました。

だけど
おじいちゃんより上の人たちについて聞いたことがなくて。

父に聞きに行きました。

ピンクオレンジ・オレンジ・ピンクの3人(笑)


そうしたらすごく面白かったんです。


家紋

小学校だったか中学校だったかで
家紋を調べる授業があったのですが
その時知った家紋がこれでした。

「三本菖蒲の一本折れ」と教えてもらいました


だけどね、こんな家紋見たことなくて。

家紋一覧的なものにもないんです。

ちなみに名倉家というと、この家紋らしい。


で。
今回なぜ一般的な名倉さんと違うのかがわかりました。

わたしの父はまこと
まことの父はたけみ
たけみの父は文助

文助さんの次男がしげるさん。

文助じいちゃんは愛知県の生まれでした。

文助じいちゃんが生まれ育った名倉家は愛知の豪農さんだったらしく
昔は武家の方々が鷹狩りなどに出てくると
休憩処として名倉家がおもてなしをしていたくらいの
地元では一目おかれる農豪さんだったそうです。

すごく大きな大きな家だったらしいです(父:まことは見たことがあるそうです)

ある時、武家の方が
庭に咲いている菖蒲の花を見て

「この三本葉のあるうちの一本折れている菖蒲の花を家紋にするが良い」
と農民でありながら
苗字帯刀(みょうじたいとう)を許されたのだとか。

それが今の家紋と苗字のきっかけです。


ではなぜ今埼玉にいるのか。

文助は農民になりたくなくて
東京に出てきたんだそうです。

で、それを追っかけてきたのが
地元でも相当お金のあった質屋のひとり娘だったひいばあちゃん。
学校に毎日人力車で通った超箱入り娘が
駆け落ち同然で東京に出てきたらしい。

で、何をしたかというと
東京の本郷で
医療機器の広告代理店をしたんだって。

今でこそ「広告代理店」なんて名前だけど
当時はどんな名前だったんだろう。

とにかく
医療系の論文とか雑誌に
広告を出す仕事をしていたらしい。

・・・っていうか
たけみが生まれたのが大正の終わりだから
そんな時代に広告の仕事に目をつけた
文助じいちゃんがすごすぎるw
(父は文助じいちゃんとすごく遊んでもらったらしく。
ちなみにその妻のわたしのひいばあちゃんは駄菓子屋とタバコ屋をやっていたから駄菓子食べ放題だった、って言っていましたw)

で。
東京・本郷で商売を始めた文助じいちゃんの息子の
たけみじいちゃんには
兄のしげるさんがいたんだよね。

しげるさんは次男で(長男の太郎さんは戦死された)
山梨に住んでいたんだけど
息子のかずしげ(たけみの従兄弟)が本郷に居候に来たのをきっかけに
家を出ることにしたらしい。

まぁ、たけみじいちゃんは三男だったのもあったと思うけど。

で、えつこばあちゃんの地元である
埼玉県の与野市(現さいたま市)に住むわけです。

与野に住んでいたたけみじいちゃん
元々は日野自動車に勤めていたんだけど
しげるじいちゃんの仕事を継いだ、と。


えーーーーー!
たけみじいちゃんが立ち上げたんじゃないの?!

ちょっとびっくり。
文助じいちゃんだったんだww

すごく商才のある人だったらしい。

たけみじいちゃんも
氣風のいい人だったけどねー。


えつこばあちゃんのところへ行って
たけみじいちゃんの写真を改めて見せてもらったんだよね。

72歳で永眠のたけみじいちゃん

そうしたらえつこばあちゃんが
「おじいちゃんのお父さん(文助)にそっくり」って言ってた。

しげるじいちゃんも
こんな雰囲氣だったってことか。

モテたろうなー笑

ちなみに
父:まこともたけみじいちゃんに似ているし
わたしも父に似てきたなーと思っています。


たけみじいちゃん、文助じいちゃん

文助じいちゃんのひとつ上のじいちゃんは
きっと愛知に眠っているんだろうけど
名前が分からなくて残念。

でもね
豪農さんだったとわかって
なんかほっとしたというか

わたしがなぜ
農に導かれたのか、が解明された氣がして嬉しかったです。

愛知っていうのも。
わたし、埼玉県人っぽくないんだもんw


後日、父が「お墓参り行ってみるか」というので
多磨霊園へ行きました。

手を合わせたら
文助じいちゃんと繫る感覚がありました。
(しげるさんも長男扱いで一緒に眠っている)

明治・大正・昭和を生きた文助じいちゃん

名倉家と(母方の須田家も)
血が薄いなぁ、って感じていたんです。

父の後、わたしと妹が生まれて
名倉を残すことができなくなったり
父の兄弟には子どもがいなかったり(母の弟にも子どもがいない)

だから勝手に
血縁に縁がないんだなー、って思いこんでいました。

でもね
こんな立派な御先祖様からの血を受け継いだんだ、って
有り難かったし頼もしかった!
それに、おー!さすがわたし!って感じました(笑)


そうとわかれば
お役目全うしないわけにはいきますまい。

まだまだ
ど真ん中があるみたいなのでがんばります!笑

御墓参りはよいお天氣でした


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