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過去イチの旅

ままにやでもお取り扱いさせて頂いている縄文米。

キッチンカーでも大人氣

「太陽で育ち月で実る」という宇宙農で生み出しているのが和気優さん

1990年代に活躍した伝説のロックバンド「JACK KNIFE(ジャックナイフ)」でボーカルをされていた方。(周りの方から話を聞けば聞くほど伝説!!)
現在は大分県臼杵市で
春から秋にかけては百姓:和気優
晩秋から翌年初春までは農rocker:和気優の活動をされています。

初めてお会いしたときの話はこちらに書いていますが

最初の最初、はじめましては2022年の冬至に湯河原ご縁の杜で行われたライブへ足を運んだのがきっかけでした。

和気さんの歌に共感しまくって
和気さんの姿を見て
「こんな風に生きたい!」と瞬時に肉体が反応しました。

翌年春には和気さんの田んぼとの関わりを側で拝見したくて
3回、大分へ飛びました。
そのうち1回は「かっこいいオトナに会わせておきたい」と小学校6年生の息子と2人で。
息子もたくさん影響を受けました。
今では多少のことはOKと受け入れる器になったように感じています。


そして2回目に伺った時に
「ツアー、一緒に行くか」と言って頂いたんですよね。

2回目に伺った話はこちらに書いています。


ひたすらむすんで結んだ

「はい!行きます」
と即答したものの
日に日に緊張感は高まる。

自分の場、自分のペースでむすぶのとはわけが違う。

あくまで場は和気優のLIVE会場。
そう、尊敬する人の場であり
多くの和気優ファンが集う場所。


まずは飛騨高山

新宿から高速バスへ乗って飛騨高山へむかいます。
「両面宿儺」のバスに乗って。

宿儺って飛騨に現れたとされる異形の人、鬼神なんだそうです。
知らなかった(呪術廻戦の話かとww)

そしてこの時、現代の宿儺に会うとは微塵も知らずバスに乗っていました。

「現代の宿儺」と紹介されたのが
麺屋しらかわの白川さん。

麺屋しらかわといえば
東京・大阪と人気店を出店する高山を代表する超有名店。

白川さんと和気さん

白川さんめちゃくちゃ話はやくて、優しくて、懐デカくて
ヤヴァいくらいかっこいい人だったけど
周りにいるお仲間もヤバかったです。
(語彙力なくてほんとすみません)

そしてLIVEハウスではなく、しらかわのキッチンをお借りすることができました。当然和気さんのお力添えあってのことなのですが
心地よく調理できるようお気遣いくださり、到着初日だったわたしは本当に救われました。
ありがとうございました!!!

そして・・・・・

炊く
むすぶ
ふるまう
踊る


ツアー同行を振り返れば
これを11回繰り返した、という
書けばそれだけの話です。

チャンチャン!

・・・って
そんなんで済ませられる10日間なわけないし!

かといって
noteに書ききれる内容でもなくて。
書き方にまぢで悩むww
(書き出してから悩むな)


とにかく高山での出会い、素晴らしかったです。

出会った人たちが本当にすごくて
(後々出会う人たちもすごいのだけど)
初日からインパクト大。
そして和気さんが大好きな街だというのもうなずけました。

みんな「生きてる!」って感じ。
energy半端ない。
わたしね、この感覚スタンダードにしようって今思っています。
みんな自分を生きてるのよ。

白川さんは誰かに雇われると即首になった、なりまくった、というわけ。
で、自分で仕事はじめた、って。
その反面、ラーメンなんて誰でも作れる、っていう。
それでもラーメンをすごく大事にしていて(高山を大事にしてるのかなぁ)
行列に並んでいるお客様みんなに必ず声をかけていらっしゃる姿にわたしが幸せになりました。お客様の嬉しそうな顔。。。

そしてわたしがおむすび渡している写真のツボちゃんは
いっつも笑っていっつもみんなを迎え入れている。
そんな在り方にたくさんの人が心から癒され救われている。
和気さんが初めて高山に来て、ツボちゃんのお店を訪ねた時
いらっしゃいませ、じゃなくて「おかえりなさい」って迎えてくれたんだそうです。
あー、あの表情で「おかえりなさい」って言われたら、泣けてくるだろうなぁ。。。

オーガナイザーのヒデさんはすごく仲間を大事にしている。
そしてその仲間たちみんなをリスペクトしている。
彼の優しさは本物だなと思う。

他にも本当に素晴らしい人たちがいらして・・・
愛に溢れた街だなぁと思いました。
自分も大事にして周りも大事にして。
仲間と共にいて自立していて。
そして自分で決めていい、っていう無限のスケール感の肌感。

これはやっぱり、行ったから感じられたこと。
味わうことができてすごく有り難く思いました。

そして今回の高山、児童養護施設でのシークレットLIVEも開催されました。
子ども達におむすびを振る舞うことができて
さらにはおむすびダンスも一緒に踊ることができて。。。
なんかね、泣きそうになっちゃった。
念のため書いておくけど、可哀想とかそんな感情はなかったですよ。
嬉しかったんだよね、届けられて。
食べてくれてありがとうって
むすんだものを食べてもらえてすごく嬉しかったです。

貴重な経験もさせて頂きありがとうございました。


富山へ移動

そして富山のライブハウスへ移動。
ここはザ・ライブハウスって感じの場所でした。

夜は打ち上げの後
ソファで眠りにつく。

はい、ライブハウスのソファで寝ました!

AM1:30


で、早朝出発!!!!

「おーーー、ハードだぜぇw」って内心思っていました。
シャワー?浴びてないよ(笑)
下着?変えてないよ!w
旅、って感じでしょ?笑

ちなみに和気さんの軽バンには物販品とギターと最低限の音響設備でパンパン。それも聞いていたので、わたしは最低限の荷物で行きました。

3泊くらい分の着替えと洗面道具(ちなみにわたしはずっとスッピンでした!)寝袋とマット、充電機器。
それに加え、羽釜&しゃもじ、軽量カップ、カセットコンロ、ガスボンベ、さらに塩と、一応海苔とごま油を持参しました。

お米は和気さんが縄文米を提供してくださいました。

今回の旅で
お米とお水さえ現地調達できればどこでもむすべる、旅できるな、って確信しました。

逆に言えばお水ってやっぱりすごく大事。
お水の重要性というか存在感も感じました。

新潟へ!

和気さんLIVEのナンバーワンオーガナイザー、田中裕介さんのいる新潟へ!
和気さんの農民カフェの血を引き継いで農民カフェ味方店を運営されています。
農民カフェの前に
裕介さんが繋いでくださった初のLIVE会場婦人館知野さんへ。
日本人の幸一さんと、イタリア人のエレナさんが営むお店です。

おふたりすごく素敵!

オーガニックの食品と衣類が置いてあるお店です。
わたしテンション上がりまくりました!
こんなお店があったら入り浸る!!!笑

全てが量り売り
和気あいあい♪


そして子どもたちがまた可愛いの〜〜

和気さんの顔!笑
かわいい!!!!


この日のLIVEは昼間で
夜は夕ごはんをご馳走になりました。

楽しかった〜〜おいしかった〜〜

わたしは知野ファミリーの大ファンになりました!


そして翌日、裕介さんの待つ農民カフェ味方店へ!

デレデレの裕介さん(笑)


カフェ主催ということもあって
お客様は女性が多かったです!(和気優LIVEでは珍しい!笑)

素敵な出会いもありました!

歌に涙する方もいらしたりして
あぁ、わたしと同じように歌詞が響いて共感してくださっているんだろうなぁと幸せな氣持ちにさせて頂きました。

そしてなんと言っても
裕介さんのパートナーである和枝さんがつくるヴィーガンごはんがおいしい!

野菜もめっちゃ新鮮!

旅の中でめちゃくちゃ有り難いのは
ごはん
風呂
寝床
です。

だから旅行ではここにお金をかけるんだと思う。

旅はそうじゃない。

だからね、わたしは人を迎えいれる時
この3つを大切にお迎えしよう、ってすごく思いました。

清潔で整えられていたらもうそれだけで有り難いです。
ごはんもおうちのごはんで十分。

だからこそ、おむすびっていいな、って思う。
朝ごはんにおむすびと豚汁出てきたら癒される。
いってきます!って笑顔で出発できる。

それって
例えばひとり暮らししている子どもが帰ってきた時とかも
そんな感じなんじゃないかな。

ねー、やっぱりみんなおむすびむすべるようになった方がいいよ!
って宣伝かい!笑

こんなことも呟いたりした上での宣伝です。
おむすびむすべるようになろう!!!!

「おむすびの伝道師」 和気さんがわたしを各地で紹介してくださる時に そう呼んでくださいます 今、みんな知っているように 「おにぎり」がすごい流行っています 豊島区の某おにぎり屋さんを筆頭に 築地のおにぎり屋さんでは 常時100人くらい並ん...

Posted by 嶋田 佑紀 on Monday, November 13, 2023
LIVE後、虹が🌈


話を戻しますが
新潟ではお寺でもLIVEをさせて頂きました。

金ピカで写真が大変でした!

和気さん、金ピカ似合う。。。


それとね、新潟はやっぱり米どころ!!!!
「日本一」を背負ってきたところだな、と思う。
だけどそれもまた変わり出しているのかもしれない。
なんかそんな空氣を感じました。

こんな風景なかなかないよ


そして温泉もあるのだ!

瀬波温泉でのLIVEは
温泉に2回入れる幸せ。。。。
旅で疲れている体に染みます。。。。
有り難い以外に浮かびません!

なんと所沢で青春時代を過ごしたというオーナー順さん
ライブに来たお子達にも癒してもらいました


福島へ大?移動

和気さんは基本的に下道で行きます。
新潟から福島の道はなかなかの山道!

雪もうっすら


そして日本海沿いはザッパんザッパん!!!!
昔の人はどうやって移動したんだろう。
すごいな。

そんな車中ですごく大切な話をさせて頂きました。

「何が原動力になっているんですか?」 新潟に入り 新潟の方々との出会いを伺うと 必然的に東日本大震災の話しになっていく 和気さんの活動は ただ歌いに行っているのではなく そこにはメッセージがあり 語りかけ、叫び、分かち合い それが種まきに...

Posted by 嶋田 佑紀 on Tuesday, November 14, 2023


山道を経て喜多方到着!
オーガナイザー淳一さんは
和気さんが物販で扱っている珈琲の焙煎をしていらっしゃる方。

左はライブハウスオーナーの貞祐さん
真ん中が淳一さん


淳一さんもまた
なんかもう、器が大きいし、人生楽しんでいるし、人に優しいし、、、
それに周りをすごく氣づかってくださる方。泣けてくる。

そんな淳一さんがオーガナイザーだからでしょうか。
貞祐さんがオーナーだからでしょうか。

ライブはおかわりっ!おかわりっ!の嵐で
和気さんを待ってましたーーー!の愛でいっぱい!!!
ライブ凄かった!本当にすごかったです。
個性と愛が溢れていました!!!
和気さんもすごかった!!!!

伝わる?笑
ガンガンバリバリ!の和気さん!!


そして朝は淳一さんが淹れてくださる珈琲が美味しくて。
わたしは朝、珈琲を絶対飲みたい人なんです。
だからめちゃくちゃ嬉しかったです。有り難かったです。

そしてお仲間の皆さんの優しさ。

合いの手にもノリノリ❤︎

っていうかなんでみんなこんな優しくて温かいの?
寒いところだから?
みんなすごくすごく温かい。
当然のことながら和気さんが繋いできてくださったご縁をわたしは分けて頂いているのだけど。。

和気さんの
「ハートのある奴しかおらん。みんな歓迎してくれる」
という言葉が染みました。
本当に良くして頂きありがとうございました。


ファイナルは関川村

福島から再度新潟へ戻り、関川村へ。
オーガナイザーをされているのは川崎哲也さん

ここでは農家民宿おくやまの晴子さんがヴィーガン弁当を出すことになっていて、そちらのお手伝いをしながら、お米を炊いて最後のおむすびも結ばせて頂きました。

縄文米を1.3升炊きました
ツアー最後の縄文米むすび

初めましてのわたしを快くキッチンに迎えてくださり
好きなようにさせてくださり
本当にありがとうございました

学ぶことが多かったです!!
ありがとうございます

おとなも子どももめっちゃ楽しむライブに!
すごく愛おしい空間でした。

地元のラッパー、シュガーさんと川崎家の子ども達

そして最後に和気さんがこんな演出をしてくださいました。
(稲束持たせてくれた〜泣)

わたしはこの歌が一番好きなんです。
好きな歌いっぱいあるけど、これが一番好き。
この動画は最幸な思い出になりました。
撮ってくれた達兄ぃありがとう。

関川村でツアー同行最終日 愛の稲束!捧げるぜで大号泣したおにむすユウキです。 あんな演出ズルいです、和気さん泣 追伸、ダンボールいっぱいの優しさをありがとう・・・ で、すでに涙腺が崩壊しておりました どうしてこんな歌を書けるのか どうし...

Posted by 嶋田 佑紀 on Friday, November 17, 2023

わたしにとって最後の打ち上げは
晴子さんのおいしいごはんと濁酒。

めっちゃ飲んじゃった!w

幸せすぎた〜〜
やり切った感満載ながら
和気さんの隣でお酌するのも最後、と思うと寂しかったです。


振り返って思うこと

10 日間、よくやったなぁと。笑
決してラクではありませんでした。
そもそもずっと緊張してた!

それに縄文米って炊くのに2時間以上かかるから
LIVE始まるずっと前から準備するし。
羽釜で炊くから張り付いているし。
それなのに失敗が続いたときがあって。
まじでヤバいと思いました。

和気さんのLIVEのサポート(って言ったって物販くらいだけど)も
和気さんが大事にしていることを大事にしながら動いていた(つもり)
それがやっぱり失敗になったり不備になったりもしていたこともあったから
和気さんに余計な氣も使わせてしまったと思います。

各LIVEは唯一無二ですが、LIVEに入る前とか出発前とかって
ある種ルーティンがあるわけで
これを邪魔されるというか、できなかったりリズム狂ったりするのは
結構面倒だったり苦痛だったりすると思うんですよね。

それでも最後までツアーに同行させて頂けたことは感謝しかありません。
100万円払ってもいいと思えるほどの時間でした。(お金の問題じゃないんだけどさ)
ちょっと前は、リスペクトする人の鞄持ちを買って出る人たちがいたじゃないですか。
で、言われたこと全部なんでも身の回りのことやるじゃない。
ビジネスに直結しないようなことの方が多かったと思うんだけど、もう、その素晴らしさを実感したよね。

LIVEの姿、田んぼの姿だけじゃ知れないことを
朝昼夜、日常のような時間を近くで過ごさせて頂けたからこそ
在り方から感じることができました。
知るとか学ぶとかじゃなくて
感じることができたことが何よりもありがたかったです。

和気さんに質問したり
自分の意見を伝えるのは
すごくドキドキしたけれど
それはやる、って決めて臨みました。
尊敬する人だし、嘘とか上っ面が通用しない人だからこそまっすぐ向き合おうと。

それを受け止めてくださる和気さんの
懐の深さと愛情あってこそだったのですが
それをさせて頂けたことで
わたしは帰ってきて
怖くなくなったことがたくさんありました。

意外かもしれないけれど
わたしは結構外側の基準やジャッジに影響されます。

それは公平性とか対等感とか客観性をみるためでもあるのだけど

生い立ちや性質が影響して
流されたり恐れになったりすることにもなっていました

誰でもわかるように。
誰にでも伝わるように。

そういうところがあったのですが
その感覚もなくなりました。

わかんない人には分からなくていいや、と
良い意味で開き直れました。

「わかってくれなくていい」とは違う感覚です。

わたしはわたしの道を堂々と行く。
わたしが創造したい世界のために言葉を発する。

判断基準はただひとつ。
「お前の中に矛盾はないか」
ないなら、やれ。

正直になっているか。
無力な自分を認めているか。
まっすぐ正直に伝えているか。
在りたい姿に誠実か。
自分に無茶をさせていないか。
本氣で大切にしているか。
氣持ち悪さ、違和感、肉体反応を丁寧に扱っているか。
そこに愛はあるか。
よろこびが真ん中になっているか。

そう問いかけながら
進んで行こうと思います。

和気さん、そして出会ってくださった皆さん
本当に本当にありがとうございました。


和気さんのツアーはまだまだ続きます
お近くで会える方はぜひ!!

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