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人的資本経営考察マガジン

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「人を起点にした経営」を実現するために、日々考えていることをOutputしているマガジンです。
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記事一覧

「言語化」が常に正義とは限らない。リーダーは「たた佇み、ただ聞く」

「言語化」は極めて重要である。 こう言われて、「そんなことはない」という人は少ないでしょ…

【考察】続・転職100日間の過ごし方

これまでの100本以上のnote記事の中で、2番目の人気記事が”【考察】転職後100日間の過ごし方…

リーダーは作れないが、育てられる。~リーダーとマネジメントの違い~

よく「リーダーとマネジメントの違いは何か」という問いを目にすることがあります。 私も自分…

"勿体ない離職"を減らすために今日から出来ること

私は従業員数数万人(連結)の住友商事から、従業員100人台のセルソースに移り、「働き方」や「…

気分が落ち込んだら"マル"を付けてみる~しんどい時のメンタルコントロール~

皆さんは、気分が落ち込みやすいタイプですか?それとも落ち込みづらいタイプですか? 私はそ…

HRこそ「嫌われる勇気」を。愛されなくても愛し続ける覚悟を持て。

私がセルソースの「HR責任者」という立場に就いてから、2年が経とうとします。 全くの門外漢…

良い仕事は「正しく読む」ことから。自分のアウトプットは自分で直せ。

皆さんは、「自分の伝えたいことが中々伝わらないな」「資料の表現をいつも直されるな」と思ったこと、若しくは同じことを部下やメンバーに対して思ったことはないでしょうか? そういう時、人はとかく「もっと言い方を気を付けよう」「資料の作り方を勉強しよう」といった、"アウトプット"への意識が向いてしまいます。 ですが、どれだけアウトプットの努力をしようとも、一発で良いものが出来上がる訳がありません。 その時に必要になるのは「一度出したアウトプットを自分で洗練させること」。そして、

「評価」と「承認」は違う。「尊厳」こそが組織づくりの第一歩。

初めて「マネージャー」や「上司」になった方の大きな悩みは「評価」ではないでしょうか。 プ…

「自責思考」は二つある。誤った理解で落とし穴に嵌るな。

経営者やHR責任者と話していて良く出てくる、「他責思考人材」に関する悩み。 「どうしたら採…

CHROを目指す人に心から薦める漫画6選(+2)

ご無沙汰しています、細田です! 僕は小さい頃から本当に漫画が大好きで、様々な漫画を読んで…

【ブルーロック×人的資本経営 第一章】互いを"食い合う"ことで成長する(馬狼照英の…

週刊少年マガジンで連載中の人気サッカー漫画、「ブルーロック」。 最近紹介を受けて読んだの…

【ブルーロック×人的資本経営(×HBR) 第二章】どうしたらメンバーが"FLOW"状態に入り…

サッカー漫画であるにも拘らず、人的資本経営のエッセンスが沢山詰まっている、『ブルーロック…

【ブルーロック×人的資本経営 第三章】メンバーの"FLOW"を組織の"FLOW"へ。そのため…

エゴイストばかりが集まり、描かれている「ブルーロック」の中でも、実はそう多くはありません…

非財務資本と株式価値〜PBR1倍と10倍を分かつもの〜

昨今、「非財務資本」という言葉が注目されています。 東洋経済(2022年1月22日号)の表現を借りれば、「非財務資本が生死を分ける」。同紙は、SONYとAppleの簿価純資産は同じでも時価総額が18倍違う(当時)ことを引き合いに出し、この差は非財務資本によるものである、と説きます。 では、その「非財務資本」とは何なのか、私なりの解釈を綴っていきます。 以下には会計用語が出てきますが、苦手な方もぜひ最後まで読んでいただければ。今、ファイナンスと人事を切り離す方が難しい時代