人生に向いてない僕が新卒入社で半年働いてみた結果

毎日引くほど怒られてます。「圧倒的に遅れている」「様子がおかしい」「人としてスペックが低い」これもうさぁ、パワハラだと思うんだよねぇ、、、

最終面接で圧迫してきた会社に新卒で入り、早半年、改めて自分の人生の下手さを思い知っている。仕事何も分かってないし、気が狂ったとしか思えないミスをするし、ボンヤリとした表情で尋常でない脂汗をかく。お客様にもスタッフにも多方面に迷惑をかけている。
あんまり言うと万が一バレちゃ困るから凄くボヤかすが、僕は多角的企業の総合職として入社し、1部門の販売職に配属された。接客業だが営業職的な側面も大きい。
難しい！開き直る訳じゃないが、これまでバイトもろくにせず、友達はしいて二、三人いたら満足で、休日は極力人と会いたくない人がこんな仕事向いてるはずがないのだ。

ともあれ、その上司の言うことは正しいと思う。全部俺が悪い。確かに家に帰ってから勉強するでもなく反省するでもない。それを努力不足というならその通りだ。クビになる前にそれは改善しなきゃならん。が、少なくとも自分の中では、仕事は毎日精一杯の事はやってるつもりなのだ。

圧迫面接で圧迫し返したような奴を採用した会社は、新人配属後すぐさま全体決起会を催し不思議なことを発表した。
「店、移転します！」
聞いてねぇよ！新卒で入った店が半年足らずで移転するなんて、、、
そして、時は流れ、あっと言う間に移転した。
これまで自店舗として構えていたのが、大型施設の中のテナントとして構えるようになり、異動も少しあって、僕からすると仕事覚える前に違う仕事が始まった感すらある。そんでもってよりによって異動してきたのは主に管理者で、元々の店舗の文化と新しい管理者の価値観と大型施設の文化とそりゃもうゴッチャゴチャだ。

話を前に戻そう。そんでもって、基本ポンコツに生きてきた僕が上手くやれる訳なく、いろんな人に毎日引くほど怒られている。困るのは、元々の店舗からいた副店長と新しく来た副店長、考え方が正反対なことも多いから、どっちかの言うことを聞いて実行すると、もう片方から怒られる八方塞がりスタイルが出来上がることである。ただ、管理者の疲労もよく見え透いている。僕と管理者、どちらも鬱に向かって歩んでる誰も得しない運営になってやしないか？

移転から1ヶ月。辞めるべきは俺なのに何故か既に一人がしれっと辞めていて、他のスタッフも前の店舗より明らかに欠勤が増えている。そもそも前の店舗から赤字で、今回移転するにあたっての初期費用、テナント使用料は前店舗より高額。そりゃキツくね？てか、やっぱ、会社ヤバくね？

一方で感謝してることもあるのだ。なんやかんや仕事は与えられるし、分からない事を嫌々ながら教えてくれたりはする。他スタッフは人としてちゃんとした人が多い。どうにかこうにか繋ぎ止めている。

僕はそういや、昔から、上手くいかず生きてきた。唾かけられたり、刃物向けられたり、首絞められたりしてきたじゃないか。パワハラに遭おうと、これまで以上に出会ってからが勝負だ。まだまだいける。こんなネガティブな根気で良いかは置いといて、、、

我が店舗にはもう一人新人がいる。高卒で殆ど森泉みたいな人。まるで僕と正反対。何も考えてなさそうだが、要領いいから僕よりよっぽど仕事が出来る。これまでそんなに会話もしなかったが、こないだのふとした会話、彼女がどこまで意図したか分からないが、考えれば考えるほど胸に響いた。

森泉「あんな怒られて辞めたくならんの？」
ワイ「そこまでじゃないよ」
森泉「私は毎日辞めたいよ」
ワイ「なんで？」
森泉「ワイ君さ、ガッツあるよね」

って言ったんだ。

傷つけてくれてサンキュー
いぇーい