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おそらく、一生に一回であろう事態。

この一連のコロナウイルス問題に対しては様々な見方や意見があり
ニュースやSNSはその話題で持ちきりな毎日な訳ですが、
私がひとつだけはっきり思うのは、
人間としての優しい心が圧倒的に足りないということです。

営業しているお店に嫌がらせをすることもしかり、
お店の店員さんに入荷がないことやお金の渡し方について
クレームを入れることもしかり、
医療現場で一生懸命働いてくださっている方々を
差別するようなこともしかり、
政府の政策に対し、罵声を浴びさせることもしかり。
まず前提として、全員が被害者だと言うことを忘れてはいませんか。

ここで勘違いして欲しくないのは
「政府の方針や政策は完璧で素晴らしい」とは思っておりません。
また、「政府の全ての人間が有能である」とも一切思っておりません。
私は私なりに、思うところもあります。

でも明確なのは、彼らも人間であり、人間はミスを犯す
生き物であると言うこと。
そして、彼らは私たちが選んだ人間たちであると言うこと。
いまは選挙を出来る状況ではないし
有能だろうと無能だろうと彼らに国を仕切ってもらうしかないのです。
考えがあるなら、コロナ終息後の選挙にはきちんと投票に行きましょう。

このとても大変な状況下で
仮にも私たちの生活や命を守ろうと奔走してくれている人に対して
「頭が悪い」だとか「使えない」だとかそんな誹謗中傷を投げつけて
何の役に立つのか。
全くもってそんな言葉を吐ける人の気が知れません。

もちろん、現時点でも意見を言うことは必要だと思います。
ですがそれには専用の窓口があるのでそちらへどうぞ。


自分がコロナになど罹るはずがない、健康だから大丈夫!と思っている方、
どこからその自信が湧いてくるのか私には謎です。
ですが経済を回さないと国が死ぬ。
と言った意見については一理あるなとは思います。
その辺は難しいところですね。

ただ、今回言いたいことは
コロナが怖くても働かなくては生きていけない人、
自分以外の誰かのために働かざるを得ない人、
地元に帰ることで感染を広げてしまう可能性があっても
家賃も払えず生きるために止むを得ず実家へ帰る人、
そんな人がいることも忘れないで欲しいと言うことです。

「早く終息して欲しい」と言う気持ちは皆一緒だと思います。
しかし、自分の考え方は正しいからその考えに背く行動をする人には
攻撃してもいいと言うことにはなりません。
皆大変なはず。
人間として、優しい気持ちを忘れずに生きて行きたいものです。

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