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環島1日目 桃園空港→新竹市 前半

更新が遅くなってすみません。

2024年11月3日追記

→本当に遅くなりました。大学生活が軌道に乗り余裕ができたので、更新を再開させていただきたいと思います。
更新頻度はまだ分かりませんが、記憶が無くなる前に書かせていただけたらと思います。


今回からようやく環島本編に入っていこうと思います。
初日は花園空港から新竹市まで60-70kmほど走りました。

結論から言うと遠すぎました。
初日は空港で自転車の受け取り組み立て、両替、simカード購入などやるべきことが何個かありました。そしてそれらが思ったより時間がかかりました。
良かったのはそれらのやるべきことが多少のトラブルはあったものの全てうまくいき、台湾の道路の素晴らしさを知ることができたことです。

では福岡空港から順を追って説明していきましょう。

福岡空港出発


この日は1/21で土曜日でした。福岡空港の混み具合はニュースになるだけあって凄かったです。
地下鉄で行ったのですが、普段は国内線ターミナルしか利用しないため国際線ターミナルの場所がわからず、そもそも建物が別ということに気づくまで時間がかかりました。
下調べをしておけば良かったのですが、国内線と国際線でターミナルが変わるという発想がありませんでした。
やはりこういう不測の事態に備えて時間に余裕を持って行動することが大切ですね。
気づいた後はシャトルバスで国際線ターミナルに向かいました。無料でした。乗られていた方の多くが中国語や韓国語を喋っていたので、観光客が戻り始めてることを実感しました。

多分国際線ターミナルにあったステンドグラス。めっちゃカッコよかったので思わずパシャリ。

国際線ターミナルに着いたらまずチケットを受け取りに行きました。
真ん中の航空会社のカウンターに長蛇の列ができていたので戦々恐々しつつタイガーエアのカウンターに行くと、意外にも空いていてすぐに受付をすることができました。

持って行った荷物


下にする面はギアが無い左側
右下の青いのはチェーンリングで汚れ防止にウエスを巻いている。
下にする面にはダンボールを何枚も入れて緩衝材にする。
緩衝材入りの輪行袋もあるが、持ち運びが大変そうでさらに高価だったため、厚めの輪行袋と段ボール、衣服を使うことにした。成功だった。
チェーンリングはプチプチとダンボールで覆った。
チェーンを外して覆ったのだがそれが失敗だった。段ボールも一枚では少なすぎた。
振り返って見ると側面にダンボールをもっと入れたほうが良かった。
ペダルとディレーラーも外した。
服は全て輪行袋の中に入れた。クッションになるだけではなく、リュックの中が空になるためフロントバッグとダイナパックを代わりに詰めることで手荷物の個数を減らすことができた。

自転車は重さを測ってもらい、どちらを上にして倒したら良いか伝えました。
リュックはサイズがサイズがギリギリだったので測定されるかと思いきや、そのまま受付完了の幅広のテープを貰えました。

無事チケットを貰えたので、保安検査場に並びます。ここは流石の混雑具合で順番を待つ列が保安検査場の前にずらっと出来ていました。
列は保安検査場の前で横に折れていて、土産物屋の前を通っていたのですが、みんな珍しい土産物に惹きつけられて土産物の前だけ列が曲がっていました。
係員にまっすぐ並んでくださいと言われて一度は真っ直ぐになるけれど、だんだんまた引き寄せられていってました。面白かったです。
ここで待つ時に2人以上のグループは片方を列に残して片方が散策に出かけられるけど、僕は1人なので当然列を動けずグループで来ている人がちょっとだけ羨ましくなりました。

保安検査場前の列はとても長かったですが、結構スムーズに流れて行ったため待ち時間自体は大したことはありませんでした。
自分の番が来て保安検査を受けると、荷物がx線で引っかかりました。何も入れてないと思っていたら「肥後守のようなものが見えますねえ」と言われて思い出しました。
肥後守とは折り畳みの小型ナイフのことです。山やヨットで重宝していたのですが、バッグに入れていたのを取り出し忘れていました。

すぐに取り出し謝罪しましたが、係員の方はとっても優しくむしろ申し訳なさそうに「こちら預入荷物に預け直すか処分させていただくことになるのですが、どうされますか?」と聞いてくれました。
時間があれば預け直したかったのですが、あまり余裕がなさそうだったので処分していただくことに決めました。


私の確認不足で処分することになった肥後守。最後に写真を撮らせていただけないかとお願いしたところ、周りが映らないならと承諾していただけた。写っているのは係員さんの手袋。
(その節は本当にご迷惑をおかけしました。無理を聞いていただきありがとうございます。)


機内


タイガーエアカラーの飛行機
翼とエンジンがよく見える席で、フラップの動きが見えて面白かった。
またね福岡

飛行機の座席はさすが格安LCCという感じで、座り心地は普通でした。
周りの乗客はとても少なく、私が座った3人掛けの席も真ん中が空いていました。
写真はありませんがCAのタイガーエア制服が日本では見かけないような配色で、海外に行くという事を実感したのを覚えています。

お昼は最後の日本食と言って母ねだって作ってもらったお弁当を食べました。機内食も頼めたのですが、値段が高かったのと、初めての台湾食は実際に台湾についてから食べたかったので止めました。

母が作ってくれたサイコロステーキ弁当。涙が出るほどおいしかった。
大学に入って親元を離れた今振り返って考えると、親に弁当を作ってもらえるのって本当に有難いことですね。


ニンニクと黒胡椒が聞いたステーキをうまいうまいと食べていると事件が起きました。

ガリッ!!!


何か噛んでしまった音がしました。左上4番目の歯で、先日治療したばかりの場所でした。その時は何も起きていないと思って、気にせずにいました。後で少し大変なことになるのですが、それはまた後日話しましょう。

台湾が見えてきた
平野が潤沢に使われている雰囲気
日本より雑多な感じでなんとなく肌に合う
こう見ると左の大通りは真っすぐだけど、真ん中の道路は結構ぐにゃぐにゃ
昔からの道路がそのまま使われているのかしら
水田がたくさんあってため池もいっぱい
だんだん都市に近づいてきた

台湾初上陸

台湾桃園国際空港に到着!

予定時間10:55から12:30、時差含めて2時間45分の空の旅は地球の歩き方を読んでいるとあっという間に終わりました。
飛行機が予定時間ぴったしに到着し、入国審査を受けに行きました。

かわいらしい歓迎イラスト。左のくまちゃんは台湾観光局のキャラクターで名前は「台湾喔熊(Oh! Bear)」。台北観光ナビさんによると「台湾黒熊」という意味らしいです。
滷肉飯とタピオカミルクティーが大好きとのこと。(僕も好きです)

入国審査を待っている間には、飛行機で右の座席に座っていて何時の間か話しかけていたOさんと色々お喋りしました。サムネもこの時撮った写真になります。
Oさんは台湾の縁のある方で、VoiceTraという翻訳アプリや台湾のおすすめスポットを丁寧に教えてくださいました。
Oさんとはその後も連絡を取り合い、環島中ずっとお世話になりました。

Oさんに教えて頂いた翻訳アプリ。本当にお世話になりました。
台湾に行くときはぜひお試しを。

空港内にはWifiがあったのですが、それを使う前にスマホのローミングオフ機能をオンにしたままネットを開いてしまいました。
後日千円か二千円ぐらい請求されてしまったので、皆さんお気を付け下さい。

入国審査では、係員の方に入国目的を聞かれるのをうずうずして待っていたのですが、結局聞かれることはありませんでした。
「ホワンタオ!(環島)」と答える気満々だったので少し残念でした。


自転車の受け取り

入国審査が終わったらすぐに自転車を取りに行きます。

自転車はベルトコンベアでは流れてこないと書かれていたので、付近の職員さんに自転車を受け取りたい旨伝えると、自転車を台車に載せて持ってきてくれました。
まずは第一関門突破です。

外見はそんなに変わりはないようです。

果たして無事に輪行できたでしょうか?後半に続きます。

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