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はるかむかしのきおく【光の書・詩編】


 『わたしのこと おぼえていますか』


 とおくから こえがきこえる

 みみをすます

 わたしのこえ



 『そう あなたは わたし

わたしとあなたは おなじなの
おなじ たましいをもつもの』


 わたしは こころのなかに ひとつのへそのおのようなきらきらとひかるひもをみつけた


 『このひもは ずっときれずに あなたとわたしをむすんでいる
そして このひもから あなたとわたしのきおくはつながるの』



 あなたのこと しってる


 それは えいえんにつづく たましいのえんのなかのわたしとあなた

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